ニコール・キッドマン「今もトム・クルーズを愛している」と
Monday, May 08, 2006
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ニコール・キッドマンとトム・クルーズは2001年2月に10年間の結婚生活にピリオドを打った。たしか、あと、2ヶ月位で10年になり、カリフォルニアでは10年以上結婚生活を同じ人と続けると「長期結婚」と呼ばれるが、残念!おしどり夫婦といわれていたこのカップルもやっぱり離婚か!と当時騒がれた。理由はいわゆる「性格の不一致」ということであった。
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今39才になる彼女は「レディーズ ホーム ジャーナル(Ladies' Home Journal)」の6月号のインタビューで離婚のことについて語った。「一番ショックだったことがトム・クルーズとの離婚だった。彼は心がとてつもなく大きい人だった。今もそう。でも私にとっては彼はかわいいトムであった。私は愛していたし、今でも彼のことは愛している。」と。
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また、「離婚のことはノックダウン。まるで足元の絨毯を抜き取られたみたいだった..the rug was going to be taken out from underneath me..」と述べた。その頃彼女は母親が癌で苦しんだことをとうして自分も癌になるのではないかと恐れおののいていた時であった。離婚というのは小さな「死」のようなものだ。
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現在43才のトム・クルーズはミッション:インポッシブル:IIIに主演、プロジュース。予想より約1千万ドルほど下回っているとはいえ今週既に480億ドルの興行成績を突破した。
今のフィアンセ、27才のケイティ・ホームズに先月女の子が生まれた。彼にとっては初めての実子である。
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ニコール・キッドマンは「FUR(毛皮)」の主役をつとめ、まもなくこの映画は公開される予定である。彼女は言う「人生を共にする人は慎重に選びたい。長い白髪の老女になった時にも、親切で、誠実な人の側で暮らしたい。」と。
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レッド カーペットでも並み居る女優の中で彼女の顔、スタイルは共にひときわ美しい。スター中のスターといえる。美しければ美しい程、自分が老いた後のことを考えるのかもしれない。ハリウッドといえば大金をもっている美しい男女が集まるところ。男にも女にも様々な誘惑や危険があることだろう。そういう中で自分の幸せを守っていくにはよほど強い意志が必要なのかもしれない。そして意に反して離婚となったら薬やアルコールに依存しないで立ち上がるガッツも必要なところなのであろう。こういう中で暮らしている女優が「長い白髪の老女になった時にも、親切で、誠実な人の側で暮らしたい。」とは正直な本音だと思った。
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メリル・ストリープやダイアン・キートン、日本でいえば「SAYURI」で監督をも魅了させた桃井かおりのように、熟年になってもまだまだ美しく華麗で新しい役に挑戦するような女優はいる。彼らに共通していることは年を重ねても「今に生きる」というか、その年でないとできない仕事に取り組んでいるように思える。ということは年をとったことを嘆いていないということではないか。心の奥までは知らないが現状に抵抗していない。今持つものを力いっぱい出し切っているように思う。だから輝いているのだと。