イラク、アフガン戦争の負傷兵、回復への旅

Mapple2006-08-24


イラク、アフガンで手や足を亡くした元兵隊のグループが、仲間の負傷兵の社会復帰のために自転車でクロス・カントリーを行なっている。

2004年から続けられている自転車リレーは「ソルジャー・ライド」と名づけられた。写真:Fox news

自分も手や、足を亡くした。でも治ってリハビリもし、特殊自転車にのれるようにもなった。でもまだ病院にいる深刻な負傷兵もたくさんいる。そういう兵隊がたくさんいることを世間に呼びかけ、彼等の社会復帰のためにファンドを募ろうと、このリレーは始まった。


最初の旅はクリス・カーニー、 $2 millionの募金が集まり、これをきっかけに、このリレーを毎年執行することになった。、2回目はクリスの他にコンバットで足を失った2名が加わる。走行距離 4,200 マイルで 約 $1 million集まった。

今年は3回目。参加者もぐんと増え、50人の元兵隊がリレーに参加している。5月6日ニューヨークを皮切りにカリフォルニアまで。テキサスからカリフォルニアへの道中は40度を越える極暑の中で頑張って走ってきた。


その中でイラクで右腕を失った元兵隊も参加している。道端に隠された爆弾のワイヤーを踏んで突然爆破が起こった。まったくかくされていて予見できなかったそうだ。自分は負傷し右腕を失ったが生き残り、同僚は死んでしまった。この自転車リレーの途中、22才で亡くなったこの同僚の実家に立ち寄った。彼の生前の部屋に案内してもらったが、それはとてもつらいことだった。仲間の兵隊を常に気遣っていた同僚。その彼のために自分は今、このリレーに参加している。「それが自分にしてもらいたいことなんだろ?」とその部屋で今は亡き同僚に確認したという。

August 15, 2006 Kathleen Reuschle