森ゆうこ氏NHK「日曜討論」出演。また森氏、米国の医療保険制度のいびつさを痛感ー森ゆうこブログより


生活の党 参議院議員森ゆうこ
http://my-dream.air-nifty.com/moriyuuko/
NHK日曜討論」出演致します。2013年1月11日 (金

NHK日曜討論」−各党代表リレーインタビュー

日 時:1月13日(日)午前9時〜午前10時55分(9:00〜10:55)

テーマ:安倍政権にどう向き合うか
     重要政策課題について
     通常国会の対応について・・・・等
出演者:生活の党代表 森ゆうこ 他
(10:20からの8分間に新潟放送局から中継で出演の予定です。 )

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NHK日曜討論の打ち合わせに、10日午後論説委員とディレクターが来訪。
質問項目について説明を受けた後、「何か他に話したいことは?」と。
税と社会保障の一体改革はどうなったのか、民主党政権を叩いた財源論についてアベノミクスに対してはマスコミが殆ど問題にしないのはおかしいと申し上げておきました。
財源論に民主党は負けるべきではなかった。
財政出動は景気回復に必要だ。
ただしそれはまず、格差を解消し、子育て家庭を直接支援し、高齢社会を安心して暮らせるための制度改革にこそ優先的に配分しなければ過去の失敗を繰り返すことになる。

生活の党 参議院議員森ゆうこ
http://my-dream.air-nifty.com/moriyuuko/
2013年1月10日 (木)
TPP交渉には反対の立場から・・

政治の世界に入る前年の夏に、確か1998年だったと思うが、米国の医療や障がい者福祉の現場を約2週間に渡って視察。
その時、特に米国の医療保険制度のいびつさを痛感した。
救急車で運ばれても、まずどの保険に加入しているか確認される。
米国の国民総医療費は GDP比約16%で日本のほぼ2倍。
フリーアクセス、現物支給。
何時でもどこでも保険証一枚あれば医療が受けられる(もちろん早急に解決すべき課題山積)という国民皆保険制度を堅持すべき。

森さんの書かれたこと、これってほんとうです!!
その上、救急車は、1,000ドル(約10万円)の請求です。スムースにいけばいいのですが、なにか先方の書類手続きにミスがでたりするともうたいへん。何度も電話して、何度も手紙やら書類をだして。ようやく保険で落とせる。
今の日本の保険では救急車はただですよね。またはリーズナブルなお支払いになったのでしょうか?
TPPが決まったらいかにたいへんなことになるかまだまだ日本の人は甘く考えていらっしゃるようです。
米国の病院は民営健康保険会社の傘下にあるわけだから、人々の病気を担保にお金を稼ぐシステムなのです。
生命保険は命を担保にお金を稼ぐわけで、システムとしては健康保険と生命保険は紙一重の違いだと思います。
おそろしいですよ。こういう健康保険会社が日本に乗り込んできて好き勝手をするわけでしょ? 日本の法律が彼らを阻めば、彼らは日本国を相手取って訴訟できるようになる。訴訟で彼らは確実に勝ちます。今に日本がそうなるかと思うといてもたってもいられません。でも自民党、維新、みんななどTPP賛成の政党を選ぶ人が多かったわけで、どうしてそうなっちゃうのか私には理解できません。きっと日本の医療制度がいかにすばらしいか認識してないのかもしれませんね。健康保険というのは世界中みな日本のようなのだと思っていらっしゃる方が多いのでしょうか。日本の健康保険は他の国々、特にアメリカと比べてかなりいいのではないでしょうか。私の知る限りでは日本よりいい医療制度を持つ国はイタリアです。(。。。小さな知識でしかありませんが。ブルネイなど、石油産地国はかなりいいと聞いたことがあります。北欧も税金が高いけれど、人々の生活に寄与されていて健全と言われていますよね。ーーここはちょっと勉強不足)


私の友人のご主人(ご夫婦とも普通のアメリカ人)が救急車で運ばれて入院。10日ほどして病院でお亡くなりになりました。私もお亡くなりになる1週間前にお会いしたのですが、とてもお元気でしたのに。ご主人は医療ミスで亡くなった疑いが濃かったそうです。

でも病院は自分たちを守る書類にサインをさせるので訴えられないようになっています。
彼の病気は彼らの保険の中ではカバーされないものだったので、友人はご主人を失った上に5〜6百万円の支払いをしなければなりませんでした。5〜6十万円ではないのですよぉー。5〜6百万円なのです。彼女は医者でお金があったから支払いました。


TPPが決まったら日本のすばらしい医療制度は少しづつでしょうが、確実に変形していきます。これははっきりしています。TPPを決めようとする人々を国民が選んでしまったのだから、しょうがない。そうなったら、漢方と針で病気は徹底的に予防して病院には行かない。そして怪我をしないように各自が取り組む。もし骨折でもしたら、大昔のように柔道の先生に骨をはめてもらう。そのほうがかえって体にいいかもしれません。変な薬を一杯飲まされて、ちょきちょき手術されるより。(Mapple)