TPPで徐々に国が滅びていくのを見るのか。加古隆 パリは燃えているか=を聞く。メシアン師「加古君、あなたが日本人であることは、とてつもない財産なのです」



加古隆 パリは燃えているか


パリは燃えているか」のもう一つの動画:
加古隆 金閣寺でソロ演奏 (これは仏さま、神様に捧げる奉納演奏だと思った)
http://www.youtube.com/watch?v=_EY7e7_XnZU
クリックしてください。


加古隆ウィキペディアより http://ja.wikipedia.org/wiki/加古隆

ーー(略)ーー留学先のパリ国立音楽院作曲科では、オリヴィエ・メシアンに師事。(略)加古はメシアンから作曲に関する理論・技術にとどまらず、音楽家としてのプライドなど、音楽に関するあらゆることを学んでいった。
メシアンは折に触れて、「加古君、あなたが日本人であることは、とてつもない財産なのです」と語っていた[1]。そしてこの言葉が、西欧風の曲を主に書いていた加古に、自分の生まれ育った国である日本に目を向けさせるきっかけとなった。(以下略)


福島の原発とTPPで自分の生まれて育った国がみるみる滅びていくだろう。
どうしようもないところまで行かないと日本人は気づけないのだろうか?
その辛い過程を見ていかないと死ねないのだろうか?
こうしてこのような時代に生かされている役目は何なのだろうか?
壊滅した文化のかけらを集めて後世の子孫はまた日本人の心の文化を立ち上げてくれるのだろうか?
普通の市井の自分にはこうして問いかけることしかできないだろうか?


クラシック、ジャズの中からあのなつかしい日本人のDNAに響くメロディーと、日本人のDNAから湧き出る、リズムを自在に変化させる音楽を創造する加古隆のような人が500年後によみがえるのだろうか。思わず祈る。


名曲探訪 ・黄昏のワルツ / Takashi Kako