ドイツ「2021年までに脱原発が可能」議会で7月には採用予定

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2021年までに脱原発可能―ドイツ諮問委答申へ

 福島第1事故を受け、ドイツのメルケル首相が原発政策に関して諮問した「倫理委員会」が、「2021年までに脱原発が可能」とする報告書案をまとめた。(DPA通信が12日までに伝えた)それによると、ドイツ全17基のうち、福島後に停止した7基、故障多発で停止中の1基の計8基を止めても電力供給に支障はなく、さらに 残りの原発天然ガス、風力への代替により、21年までには全廃可能と提言している。
 これを受け、メルケル政権は新エネルギー政策法案を6月上旬に決定し、議会で7月には採用される予定。(東京新聞 5月13日号より要約)