故・石井紘基氏は日本病の頂点、原発利権構造を追って暗殺されたのか???

改めて40日前のタイ在住「独りファシズム」さんの記事(04/05)=「世界最大規模の原発が制御不能 / 大量の放射性物質を吐き散らかす中、報道管制敷かれている日本 (1)をもう一度読んでみた。この間、小出先生のお話からたくさん勉強もさせていただいた。そして今、もう一度このブログを読み、自分の過去のブログ「故・石井紘基氏」の記事を読んで思ったことがある。もしかして石井紘基氏は原発利権構造を追いかけていたのではないか? 単純な天下り問題ではなく、原発利権構造の中の天下りを含む膨大な利権構造を追いかけていたのではないか? ・・・・暗殺されずに、国民の前にこの事実を公開し、国民もまた健全な声をあげることができたなら、今回の原発事故は防げたかもしれない。もしそうだとしたら・・・・、仮定の話だし、繰言でしかないが、・・・無念の極みである。(Mapple)

世界最大規模の原発が制御不能 / 大量の放射性物質を吐き散らかす中、報道管制敷かれている日本 (1)....(タイから)
独りファシズム 2011/04/05 10:39 http://alisonn.blog106.fc2.com/

Taboo.....より転載
世界最大規模の原発が制御不能となり、大量の放射性物質を吐き散らかすという破滅的状況にありながら、大量の放射性物質を吐き散らかす中、報道管制敷かれている日本わけです。これほどマスコミが露骨に政官財癒着の醜悪な本性をさらすのは太平洋戦争以来でしょ。

理由として

  • 生産活動、社会秩序維持が困難となる。
  • 医療費、各種損害賠償請求訴訟が続発する。
  • 行政・監督責任の遡及世論が高まる。
  • 国庫財政の逼迫により官僚機構の権益が損なわれる。
  • 首都圏の地価が大暴落する。
  • 企業の与信力、資金調達力が低下する。
  • 不良債権が激増、金融機関の担保資産が毀損する。
  • 投資家の金融資産が毀損する。
  • キャピタルフライト、海外拠点移設により歳入が激減する。おおよそこんな具合で、今更ながら連中のドグマは人命よりも金であり、この国は旧ソビエトを凌ぐ究極の官僚統制国家(1)であるということです。.....(下略)

(上略)
電力会社と経済産業省文部科学省国土交通省厚生労働省法務省国家公安委員会が結託し天下りシンジケートを形成。
政治屋とマスコミを走狗に飼いならし、野放図かつ放漫な原発行政を推進する、というのがおおよその利権骨子のようです。
これにあたり、合法収賄マネーロンダリングで中心的役割を果たしている(のではないか)と目されるのが以下の公益法人群です。

独立行政法人 原子力安全基盤機構
独立行政法人 原子力発電環境整備機構
独立行政法人 科学技術振興機構
独立行政法人 放射線医学総合研究所
独立行政法人 日本原子力研究開発機構
独立行政法人 産業技術総合研究所地質調査総合センター
財団法人 日本原子文化振興財団
財団法人 日本分析センター
財団法人 日本エネルギー経済研究所
財団法人 日本立地センター
財団法人 放射線影響研究所
財団法人 放射線計測協会
財団法人 放射線照射振興協会
財団法人 放射線影響協会 
財団法人 放射線利用振興協会
財団法人 電力中央研究所
財団法人 原子力環境整備促進・資金管理センター
財団法人 原子力国際協力センター
財団法人 原子力公開資料センター
財団法人 原子力安全研究協会
財団法人 原子力発電技術機構
財団法人 原子力研究バックエンド推進センター
財団法人 原子力国際技術センター
財団法人 原子力安全技術センター
財団法人 エネルギー総合工学研究所
財団法人 東電記念科学研究所
財団法人 福井原子力センター
財団法人 核物質管理センター
財団法人 高度情報科学技術研究機構
財団法人 発電設備技術検査協会
社団法人 日本電気工業会
社団法人 日本原子力技術協会
社団法人 日本原子力産業協会
社団法人 日本原子力学会
社団法人 原子燃料政策研究会
社団法人 茨城原子力協議会
社団法人 土木学会 原子力土木委員会 地盤安定性評価部会
社団法人 新金属協会
社団法人 エネルギー・情報工学研究会議


これらはごく一部であり、’学会’や’委員会’と称すグループや法人格が曖昧な団体も多く、毒饅頭を喰らった連中の裾野はとてつもなく広いようです。天下り先は当然この他、電力会社や原発メーカー、関連ゼネコンを網羅しズブズブに癒着しています。
いずれの団体の定款にも、原子力施設の安全確保だの、安全管理だの、安全基準の評価・整備だの、運転技術向上だの似たようなことばかり謳われています。
つまり完全な重複行政であり、設立目的は業界団体が中央省庁から天下役人を受け入れ、破格の高額給与と引き換えに無軌道な原発行政を黙認させるということです。.....(下略)


(1)かつて衆議院議員、故・石井紘基氏は、一部の政治家と官僚が思うがままに経済を操る"旧ソビエトを凌ぐ究極の官僚統制国家"日本の姿に危機感を持った。

第12回FNSドキュメンタリー大賞ノミネート作品「『日本病』の正体〜政治家 石井紘基の見た風景〜」より 抜粋(フジテレビ制作)2003年8月6日発行「パブペパNo.03-226」 フジテレビ<8月13日(水)深夜2時43分〜3時38分放送> http://www.fujitv.co.jp/b_hp/fnsaward/backnumber/12th/03-226.html
(転載)
石井が、社会主義を実現した理想国家で見たものは、長年の一党独裁により、腐敗した政治と社会であった。石井は当時、日本では誰も知らなかったソ連の現実を体感し、大国の崩壊を予言した。
 しかし、6年間の留学生活を終え、帰国した石井の目には、資本主義自由経済であるはずの日本が、ソ連二重写しに見えるようになった。......「このままでは日本も崩壊する」(中略)
......この国の本質的な問題を追及していく石井の目に映ったのは、一部の政治家と官僚が思うがままに経済を操る、資本主義の仮面をつけた社会主義国・日本の姿であった。
(中略)


特殊法人問題の追及、石井紘基が見た本当の日本の姿
 小泉内閣が掲げる特殊法人の問題に関しても、石井は誰よりも早く目をつけ、徹底的な追及を行った。自らの手と足による調査。時にはブラックな情報源とも接しながら石井が手に入れた資料は、国会を揺るがしていった。....下略