インド政府、4基の原発建設計画の承認を見送り―フクシマ事故の国民の不安が広がって。

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<4月29日朝6:00のNHKニュースで報道された。>

インド関連情報 2011/4/29 印 新規の原発建設計画見送り NHK
http://www.indjpn.com/indnews1104.html


福島第一原子力発電所の事故を受けて、インドでは、環境森林省の委員会が、国内で原発事故が起きた際の影響を改めて検証する必要があるとして4基の原発の建設計画の承認を見送りました。

インド南部タミルナド州の海岸沿いにあるクダンクラム原子力発電所では、インド原子力発電公社がすでに建設を始めている2基の原発に加えて、新たに4基を建設する計画です。

この4基の増設計画について、原発が環境に与える影響を審査するインド環境森林省の委員会は、福島第一原発の事故を受けてインド国内で原発事故が起きた際の影響を改めて検証する必要があるとして、今月5日に計画の承認を見送る決定を行ったことが分かりました。

インド環境森林省は、委員会の決定を受けて原子力発電公社に対して計画を進めるためには、福島第一原発の事故を念頭に改めて安全性を再評価して委員会に報告するよう求める見通しです。

インドでは、福島第一原発の事故を受けて、国内で原発に対する不安が広がっており、シン首相は、今週、原発の安全性の評価などを行う独立機関を創設する方針を決めています。

どの国だって政府は自分の国のこどもの将来が怖いとなったら、自分の国が滅亡するかもしれないとなったら、急いで対応する。
日本は一体どうなっているんだ。

4/12 菅直人首相は「最悪の事態になったら、東日本がつぶれることも想定せねばならない」と発言。「原子力事故が極めて重大だという認識について、何らかの表現をしたことはあるかもしれない。そういう認識を持っていたことはその通りだ」と述べ、発言を否定しなかった。毎日jp 2011年4月12日 http://mainichi.jp/select/seiji/kannaikaku/news/20110413k0000m010078000c.html

ところがその後は菅首相何をしたのか?