鈴木氏 沖縄問題に尽力

鈴木氏実刑確定 沖縄問題に尽力 評価と冷静な反応交錯
琉球新報 9月9日(木)10時10分配信


 実刑が確定し、議員失職となる鈴木宗男衆院議員。1997年に沖縄開発庁長官に就任するなど、90年代後半には沖縄問題で強い影響力を持ち、最近は米軍普天間飛行場辺野古沖移設に反対する論陣を張ってもいた。

深海潜水艦による対馬丸の確認作業、県道104号越え砲撃演習の本土移転など、戦後処理問題の解決に足跡を残した。
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 鈴木氏が小渕政権で沖縄担当の官房副長官を務めた際にかかわった稲嶺恵一前知事は「最も評価するのは米海兵隊の実弾演習の北海道移転。
沖縄の基地を自身の選挙区で受け入れると表明した、ただ一人の政治家だ。
基地問題は沖縄だけでなく全国の問題だという私の訴えと重なる。失職とは残念だ」と語った。


対馬丸記念館の高良政勝館長も「対馬丸記念館は宗男さんがいなければ、建っていなかった。大恩人だ。非常に残念の一言だ」と述べた。


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