「メルマガ・日本一新」民主党の党是に反する菅首相の言動!


平野貞夫の「永田町漂流記」
「日本一新運動」の原点(11) ── 民由合併の真相 抜粋

 6月4日菅直人氏が代表に就任した民主党は、
はたして議会主義政党であるのか否か、疑問を持つのは私一人ではないと思う。


 昨夏政権交代が実現できたのは、
「官僚支配政治の改革」、
国民の生活が第一」の
政治を行うことを国民に約束したからである。


首相はそれらの約束を反故にして、
小泉政治の再現を連想させる
弱肉強食の、ネオ・コン官僚政治を復活させた。
さらには「消費税10%増税を平成12年度中にも実施」と暴論を提起し、
参議院選で惨敗した。

    • これらは先の政権交代で約束した党の基本方針に明らかに違反している。


 政党運営の基本に照らせば、明らかな党規違反であり、

党紀委員会に提訴され、
その責任を追及されるべき立場にある。


政党のよって立つべき基本方針や党是が、いとも簡単に反故にされ、
遵守されないようではその政党に信頼は生まれないし、
そしてまた将来性もないことは自明である。


 自衛隊日米安保違憲を党是としていた日本社会党が、
自社さ野合政権のために党内論議も経ずして、一夜にして党是を変更し、
その2年後に崩壊したのは記憶に新しいし、
この歴史的事実を、民主党に所属するすべての議員諸氏は忘れてはならない。


同時に、9月14日に行われる民主党代表選は、
民主党の党是に反した菅代表の責任を問うことが最重要課題であることを、党員・サポーターの皆さんも、深く心にとどめて欲しいと切望する。 


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