メルマガ・[日本一新] 第2号 昨日届く!

メルマガ・日本一新第2号が私のE−mailに届けられた。

                     
日本一新の会・代表 平野 貞夫のお礼のお言葉はすべて
「永田町 漂流記」に掲載されている。


”想定を超える申し入れをいただいた。この感動を日本の政治に有効に活かしていきたい。”と、ある。


そして、私がとても共鳴し感動した部分を抜粋させていただく。
全文は平野 貞夫の「永田町 漂流記」をお読みいただきたい。
http://www.the-journal.jp/contents/hirano/

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日本改造計画』(小沢一郎著・1993年5月)を、改めて読ん
でみた。人間の「生き方」について重要な記述がある。


「人類は、人間による自然支配という西洋的価値観から、人
間は自然の一部であるという東洋的価値観への転換を迫られている。
 東洋的価値観、とくに古代日本の縄文時代においては、人間
はまったく自然と共生していた。
人間が自然を支配するのではなく、自然によって生かされていた」。


 この小沢氏の発想・感性が「日本一新運動」の原点である。(中略)
その思想の根っ子に、「個人の自立による真の民主主義の確立」と並んで「共生」という発想があった。


 小沢氏は2006年4月、民主党代表選で「小泉政治は自由と身
勝手を混同した結果、弱肉強食の格差社会という妖怪を生み出し
てしまいました。(中略)


 菅政権になったとたんに「国民の生活が第一」という真言
消えた。そして政策も政治手法も「小泉・竹中時代」を連想させ、歴史
を逆流させる事態となった。政権交代を求めた国民の生活を漂流させ
ないため、民主党は徹底した理念と基本政策の議論が必要である。

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読者の声も載せられていた。
その中で、全盲で、パソコン画面読上げソフトを利用され、点字でメルマガ配信の希望をされた方の分。なにかの足がかりでもしたいと書かれている。


感動した。こういう方は視力をカバーする分、他の感覚が磨かれていらっしゃるはずだ。それに私たちはつい見た目に左右されかちだが、ほんとうに大切なものを掴む能力が優れていらっしゃると思う。
こういう方の力強いメッセージを読んで勇気づけられた。他の方々のコメントもなかなかのものだ。冷静に論理的に淡々と書かれている。
たいへん勉強になった。


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それにしても今の日本はたいへんな瀬戸際にたっていることを感じない人がいる。
今までどうりと思ったら大間違いなのに。
アメリカも呑気な人は多いが、近所を見回せば売り家が多すぎる。軒を連ねて売り家の看板が出ていたりする。仲良くしていた近隣の人が家を売った。そして少し値段の安い家に引っ越した。元の家はまだ売れていない。


サンフランシスコの小売店が随分店をたたんでいる。売り子は新しい職場を捜してもなかなか見つからない。ようやくあったら中国勤務だと言う。


翻って大金持ちの地域では新築、改築が多い。彼等は株やお金の投資をさけて、不動産にお金を回しているのではないかと感じられる。
大金持ちは損はしないものだ。
中産は安い家に移ってローンを減らすか、職を失えば他州に移る。メキシコの移民は職が無くなって故郷に戻り、アリゾナでは町ごと廃虚になり学校も生徒がいなくて閉鎖になった。


ベイ エリアはそれでもお金はまわっているようだ。
あと2〜3年はもつだろうが、それから先はどうなることか。
オバマの唯一のお仕事、国民皆保険だってあまりにお金がかかりすぎる。日本からお金をむしりとらないと・・なんちゅうことで管首相たちを手なずけたり、おどしたりしているのだろう。


オバマのもう一つのお仕事は戦争だ。アフガン戦争。かつてない兵器を投入して終わりのない戦いをやっている。でも、思いやり予算付きの日本の基地を手放したら続かないのでないか。
事実、軍隊は縮小している。給料が払い切れないから縮小せざるえないそうだ。
知り合いの若者が今年海軍か、海兵隊に入ろうと思って受験したが両方落ちた。今は海兵隊だって入るがむつかしい。ちなみに、海兵隊の募集広告の写真は沖縄の美しい海の写真が載ってるそうだ。はらわたがよじれるほどくやしい。


最近下院で沖縄への感謝の言葉を贈るなんてほざいている。
やめてくれ〜〜!!
なにを寝言言ってるの。恥を知れ!!
ドイツ20%、日本80%。これが米軍基地の経費の割合だ。
年に1000件もの犯罪を沖縄で犯して。抑止力って言うけど戦争になったら真っ先に沖縄がやられる。アメリカ本土だけは無償でなんの抑止力だ。誰を誰の為に抑止するのか?誰かは分からなくても誰の為にははっきりしている。アメリカの為だ。


米軍の基地や米兵の維持費が自国で払いきれないのなら戦争やめればいいじゃないの。
戦争やめれば一般のアメリカ人ももっと楽になるし、日本なんてアメリカへの上納金を使ってどれだけのことができるか。
視力、聴力、歩行力を補うコンピューターや画像テレフォン、バリア・フリーの道路、駅、建物、いくらでも国が提供できる。
介護ももっと国が援助できるし、介護士のお給料も倍にしてあげられる。


億単位の年収を持つ人からもっと税金とってほしい。
日本もアメリカも。
日本はこんな国ではなかったのに。
かつて日本の自動車会社がダンピングしているとかでバッシングにあった時、日本の経営者が「アメリカは経営陣が報酬を取りすぎている。もっと少なくすれば日本車なみの値段にできるはずだ」と啖呵を切ったことがあった。
1990年台始めのことだったと思う。
その時はこちらの普通のアメリカ人から拍手喝采された。
「よくぞ言ってくれた」と。
ラジオでも日本経営者への賛辞がたくさん寄せられた。


そんな日本であった。トップの社員よりほんの少し多いくらいの年収の日本の経営者たち。
アメリカでもこういう日本の経営をしようという会社もあった。それが、90年代終わりには会社を従業員ごと買うような会社に乗っ取られてしまった。大量の首切りが続いた。
その頃からリーマンショックへの道を直走りに走っていたわけだ。
そして日本では小泉政権が始まり日本はすっかり変わってしまった。
日産のCEOの年収が8億!!!
たった10年余りでこんなに変わり果ててしまった。


ロボットを同僚として名前まで付けて大切にあつかっていた日本の工場。
私はこういう現象を誇りに思って、こちらのコンピューター学校の卒業製作に「古いものと最新のものが共存する日本」という題でこのロボットのエピソードを入れた。


今は派遣として人をもののように扱う。
こんな日本は日本ではない。今ここで日本人の心をとりもどさないと日本はこのまま崩れ去ってしまう。
縄文時代から続いている私の体中のDNAが危険信号を発している。


「東洋的価値観、とくに古代日本の縄文時代においては、人間
はまったく自然と共生していた」そういう日本人の心を生かせる日本を一日も早く取り戻したい。もう時間はないのだ。