「日本一新の会」発足

平野貞夫氏の永田町漂流記より

日本一新の会」発足にあたって! 日本一新の会・代表 平野貞夫

http://www.the-journal.jp/contents/hirano/2010/06/post_16.html
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2010年6月27日
「日本一新運動」の原点(1)
http://www.the-journal.jp/contents/hirano/

日本一新の会」の発足を呼びかけたところ、想定を超える申し入れをいただいた。この感動を日本の政治に有効に活かしていきたい。


日本一新の会」発足を知ってさっそくメルマガ配信の申込をした。




(以下、平野貞夫氏の永田町漂流記より)

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菅首相の所信表明などに感じること


(1)「国民の生活が第一」という政権交代の標語が消えた。
(中略)
旧体制の官僚の影を感じる。国民の生活はどうなるのか。


(2)「最小不幸社会の実現」(記者会見)とは、十九世紀の「救貧法」の発想か。
 最小でも「不幸」を前提とする政治があってよいだろうか。私たちは「社会保障を国の責任で整備することが、健全な資本主義社会の前提」という考えだ。「不幸」を撲滅するのが政治の目標ではないか。


(3)日本人の閉塞感、自信喪失、不安感の原因を経済の低迷と発言した。
 この認識は、自民党や旧体制官僚の経済中心主義の歴史観だ。二〇世紀末、重化学工業社会から情報社会に資本主義が変質したことを認識していない。
 現代の混迷の根本原因は、第三次産業革命により文明が移行し、所有欲求と存在欲求という旧体制の価値観で、人間社会が運営できなくなったことにある。(中略)


 「日本一新の会」は、二一世紀の情報社会では、「共生欲求」という新しい価値観を加えて、国家や社会のシステムを再構築しなければならないと考えている。

**********************(以上)*****************************

以上の点で深く共鳴したからである。


日本にはあまりに不安定な要素が増えすぎてしまった。経済的なものがベースになってはいるが、世界における日本の価値がなくなってしまうのではないかという不安もあるだろう。これは国の価値、個人の価値を経済、物質、お金に重きを置いてしまったから当然それがなくなることを極度に恐れる。そしてほんとうになくなってしまったら、自信喪失、自己崩壊まで引き起こすかもしれない。
今日本人に必要なことは「精神」だ。
「価値観」が物質的なものだけでは日本は日本でなくなってしまう。


知識でも駄目。智恵と心の眼だ。
心身共に強靭で、あたたかい心、頼り甲斐のあるやさしさを芽生えさせていかないと日本はなくなってしまう。
縄文の昔より日本の美しい繊細な自然にはぐくまれ、その中から生み出してきた生きる力、文化、精神を守っていかないとならない。
ぶち壊しっぱなしではいけないのだ。


そしてこの文化がある限り日本は生き延びられる。
イタリアは絶対に滅びない。
文化が人々の手で継承されているからだ。
日本だってイタリアに優るとも劣らぬセンスと技術を持っているのだから生き残られるはずだ。


あとは、ちゃんと日本人が食べるものを自分達の手で日本の地で作る事。食べ物さえあれば生存できる。
”「共生欲求」という新しい価値観を加えて、国家や社会のシステムを再構築しなければならない”と心底思う。
(" "、平野貞夫氏の永田町漂流記より)


今、日本は瀬戸際に立っている。このまま、吸血鬼のようなアメリカ政府に吸い取られるだけ吸い取られて日干しになって、金持ちの外国人に祖国の自然も文化もマナーもめちゃめちゃにされ、富める国の下男、下女になってかろうじて生きていくのか、日本の自然と文化を守って日本人として生きていけるのか。たいへんな曲がり角に来ている。


アメリカも古き良き物が音をたてて崩壊している。 カリフォルニアでは大麻を公然と売り始めるかもしれない。なにしろ国(フェデラル)も州も借金で首が回らないのだから。カリフォルニアは今年になって、消費税が9.25%になった。
約10%の消費税ってかなりひびく。買い物しても定価に10%近く上乗せされるのだから。100ドルのものは約110ドルだ。普通の人々はできるだけものを買わない。古いもので充分だ。食べるものが買えれば感謝というものではないか。だって昇給もないし、何時首になるかわからないし。その上、消費税をとられてどこを絞れは購買力なんて出てくるのか。


「仕事があってラッキー」という言葉は911前にはほとんどなかったけど、今は頻繁に耳にする。


他人事ではない自分事として日本を見る。このまま10%上げられたら皆泣く事になるよ。リーマンショック新自由主義の恐ろしい結果は見ただろうに、まだそこにしがみつき、OBAMA政権の言うなりの管首相と前原氏、岡田氏たちグループ。その後ろで操る官僚、マスコミ。彼等を日本人として認めることはできない。


かつてザビエルたち西洋人はキリストの仮面を被って日本を植民地にしようと近づいてきたが、時は戦国時代。智恵のたけた武将がたくさん割拠していたから西洋人の意図を看破し、利用するだけで放り出した。信長にしても秀吉、家康には智恵と度量があったから出来た。


21世紀の今、日本から更に金を絞り取ろうとOBAMA ザビエルたちが脅したりすかしたりして揺さ振りをかけている。この21世紀の危機を乗り越えるには小沢氏、亀井氏、鈴木宗男氏のような智恵と度量を持つ政治家でないと務まらない。
知識だけでは越えられないことを管総理始め、枝野氏、仙谷氏は悟らなければならない。
それにしても枝野と竹中はぺらぺらとしゃべってよく似ているね。