「ABさん、弾はまだ一発残っとるがよ」菅原文太氏の遺志を衆議院選でも継ごう。
菅原文太氏、11月1日、最期の力振り絞って沖縄知事選で翁長雄志を応援していた。
今回の衆議院選にも、文太兄いの遺志を継ごう。
「政治の役割は、国民を飢えさせない、安全な食べ物を食べさせること。そして、絶対に戦争をしないこと!」
IWJ Independent Web Journal
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/201796
【沖縄県知事選】翁長雄志 うまんちゅ 1万人大集会
日時 2014年11月1日(土)15:00〜
場所 沖縄セルラースタジアム那覇(那覇市営奥武山野球場)(沖縄県那覇市)
主催 ひやみかち うまんちゅの会
参加者1万3361名
2014/11/01 【沖縄県知事選】「裏切りもんのヤマモリならぬナカイマ、弾はまだ一発残っとるがよ」文太兄い凄む! 〜翁長雄志 うまんちゅ 1万人大集会
※以下、KEN子(@KENKOOKINAWA)さんの実況ツイートをリライトし、菅原文太氏のスピーチ書き起こしを加えて掲載します。
■「基地と隣合わせの経済は子孫に残さない」保守・革新の壁を超えた応援演説
(中略)ここで、菅原文太氏がカートに乗って登場。
菅原文太氏の応援演説
菅原文太氏
「沖縄は、何度来ても、気持ちがいいね。
カートに乗って、楽をさせてもらったけど、80過ぎたんで、さっきの2人みたいに走れないよ。30年前なら、あの倍くらいのスピードで走ったけどね。
今日は立候補して、ピッチャー交代、知事交代、ということで押し掛けてきました。
プロでない私が言うんだから、あてになるかならないか分かりませんけど、
政治の役割はふたつあります。ひとつは、国民を飢えさせないこと、安全な食べ物を食べさせること。
もう一つは、 これが最も大事です。 絶対に戦争をしないこと!
私が小学校の頃、戦国少年でした。なんでケートルを巻いて、せんとぼうを被って、竹槍を持たされたのか、今振り返ると、本当に笑止千万です。もう二度と、ああいう経験は子どもたちに、子どもたちだけじゃない、あの雨のなか、将来大事な大学生も戦地へ運ばれて、半数が帰ってこなかった。
今の政府と、本土の政府ですよ、仲井真知事は、まさに戦争が起きること、戦争をすることを前提に、沖縄を考えていた。前知事は、今、最も危険な政権と手を結んだ。沖縄の人々を裏切り、公約をほごにして、辺野古を売り渡した。
(そうだ!の声)
古い映画だけど、「仁義なき闘い」に、裏切り者の山守(やまもり)、覚えてらっしゃらない方もいるかな?
(覚えてるよー!の声)
映画の最後で、『山守さん、弾はまだ残っとるがよ。一発残っとるがよ』というセリフをぶつけた。
仲井真さん、弾はまだ一発残っとるがよ。と、ぶつけてやりたい
沖縄の風土も、本土の風土も、海も山も風も、すべて国家のものではありません。
そこにすんでいる人たちのものです。
辺野古もしかり!
勝手に他国へ売り飛ばさないでくれ。
まあそうは言っても、アメリカにも、良心厚い人々はいます。中国にもいる。韓国にもいる。その良心ある人々は、国が違えど、同じ人間だ。みな、手を結び合おうよ。
翁長さんは、きっと、そのことを、実行してくれると信じてる。
今日来てるみなさんも、そのことを、肝に銘じて実行してください。
それができない人は、沖縄から、日本から、去ってもらおう。
短いけど、終わり」
■翁長氏「基地は沖縄には要りません」決意滲ませ
翁長氏登壇「学生時代に勇気と希望を貰った菅原文太さんからこんなエールを頂けるとは。そして県内各所、この会場でも、握手する度に手が痛いぐらい握って頂ける、ブレずに決意して良かった。
私は保守の政治家ですが、沖縄の政治家。これまでの基地は奪われた土地。辺野古の新基地は沖縄が初めて差し出す基地。あの美しい海を埋め立てれば国有地になる。政治家達がブレても県民はブレてないという圧倒的な民意を携えて訴える。
基地は沖縄経済の阻害要因。那覇も基地が返還されて発展してきた。21世紀ビジョンは基地依存経済からの脱却、自然、歴史、伝統文化と万国津梁の精神、国際物流拠点。基地は沖縄には要りません。基地で働いてる人達のその後をサポートする」
(了)
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菅原文太氏のご逝去の報に接し、心からご冥福をお祈り申し上げます。
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