ブラジルから映画で紹介されたシナモン コーヒーの入れ方


中南米ではシナモンを入れたコーヒーが人気があり、メキシコ人の多いカリフォルニアでは出来合いのシナモン コーヒーも売っている。これは私には飲めない。
10年ほど前だったか、乗り物酔いで夫婦仲に亀裂ができたブラジル女性が、サンフランシスコに来てブラジル料理家として成功する映画が上映された。映画名はWoman On Top。主演はスペイン人女優ペネロペ・ クルス(Penélope Cruz)。なにしろ綺麗でかわいかった。
Anyway,この映画の中で彼女がシナモンコーヒーをいれるのだ。
最後のワン ショットで煙状のものが流れて男性がひっくり返りますが、この煙がコーヒーから流れてくる香りです。

映画 Woman On Topの紹介


『作り方」


布でコーヒーをドロップさせる。
ポタポタとコーヒーが落ちていくのを楽しむ。

私はイタリア式の直火式エスプレッソを使用。



  • シナモンのかけらを適量(木の皮状態のものを小さくさいて使用する。粉のシナモンでは絶対この味はでないのでご注意を)
  • 砂糖(精製してない、セピア色の砂糖が良い)
  • 塩、数粒(これは精製された食卓塩ではだめで、海の塩がいいと思う。親指と人差し指で極少の粒を確認しながら数粒。

以上を用意しておく。


コーヒーが落ちたら、シナモンのかけらを入れる。
砂糖を適量入れる
そこに塩を数粒入れる。
(そして各カップに注ぐ)


この塩については、私の決断で入れてみた。
ブラジル料理に興味があって、この映画のビディオを買った。(当時は当家はまだDVDではなかった)
ブラジル コーヒーがとてもおいしそうなので、主人公がコーヒーを入れるシーンを何度も巻き戻して見た。


シナモンと砂糖をいれたところはよくわかるが、最後に、ほんの一つかみ白いものを入れるのだが、何度みてもわからない。そこで最初の印象を信じて塩をいれてみた。


量も何度も失敗して試みた。食卓塩、岩塩を砕いたもの、海の塩など試みた。
主人公は海のそばで育ったので、多分海の塩だろうとは思ったが、やはり海の塩を数粒、隠し味につかったら少し深みが出た。これ、入れすぎると塩の味が確認できちゃって失敗。


お砂糖はいれた後、各自が好きなだけ入れるのが親切だろうが、この場合塩の隠し味を生かすには、最初からお砂糖を入れたほうがいいと思う。つまり甘みは作り手の勝手。ゲストにおしつけちゃう。。。


勿論、少しお砂糖を足していただく自由はゲストにはあるけど、最初の味のほうがいいとおもいまーーす。

音と香りを楽しみながら作る。そしてボサノバを聞いたりしてーーとかとかーー
この映画で使われたボサノバとブラジルの風景、
João Gilberto (HD) Aquarela do Brasil - From 'Woman on Top' Soundtrack
をお楽しみください。


これはブログ仲間の「Can蛙」さんへ「書くぞ!」と勝手に宣言したものです。
iirei さんのオリジナルお料理のコーナーにも少し触発されちゃいました。
お気が向いたら、お時間があれば、サロン 日だまり蛙でお試しくださーーい。

シナモンの効用
シナモンの効用:シナモンは糖尿病による血糖値の上昇を抑える効用や毛細血管の老化防止の効用が期待されているスパイスです。
血糖値の上昇を抑える・毛細血管の老化防止の効用のほか、シナモンの効用についてまとめてあります。

http://health-food.holy.jp/blog/archives/2010/07/post_260.html