仏原発 独・スイス住民が抗議/仏の原発企業も狂ってる

NHK News Web 6月27日 5時8分 動画あり
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110627/k10013780621000.html

  • ドイツやスイスなどの住民が、フランス東部の国境沿いでデモ

東京電力福島第一原子力発電所の事故後もフランス政府が原発推進の立場を変えないなか、隣国ドイツやスイスなどの住民が、フランス東部の国境沿いでデモを行い、原発の即時廃止を求めました。

ヨーロッパでは、福島第一原発の事故後、58の原発保有し、総電力のおよそ80%を原発で賄うフランスは、政府が原発推進の立場を維持していますが、ドイツとスイスでは、国内の原発の段階的な廃止を閣議決定しており、国によって対応が分かれています。こうしたなか、ドイツとスイスの国境に近い東部のフェッセンハイム原発で26日、ドイツやスイスの住民を中心におよそ7000人が集まってデモが行われました。参加者は、手をつないでおよそ4キロの施設の周りを取り囲み、「原発を今すぐやめよう」とフランス語やドイツ語、それに日本語で叫んで原発の即時廃止を求めました。その後行われた集会では、反原発団体の活動家が「フランス政府はなぜ原発を廃止しないのか」と述べ、フランスで事故が起きれば、陸続きの隣国にも被害が及ぶことになるとしてフランス政府を批判しました。

http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/world/france/?1309193793

  • フランス 将来の原子力計画に10億ユーロ(約1150億円)を投資

仏大統領、原子力計画に10億ユーロ=原発推進を堅持
 【パリ時事】フランスのサルコジ大統領は27日、エリゼ宮(仏大統領府)で記者会見し、「フランスは将来の原子力計画に10億ユーロ(約1150億円)を投資する」と表明した。福島第1原発事故を受け、欧州諸国でエネルギー政策の見直しが進む中、引き続き原子力を発電の中核に据える方針を明確にした。(時事通信)

Sankei.jp.MSN 2011.6.27 20:27
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110627/erp11062720280003-n1.htm

  • 新型炉開発に1千億円超 仏大統領、原発安全強化も

 フランスのサルコジ大統領は27日の記者会見で、未来のエネルギーを担う最新鋭の原発を開発するために、同国が今後10億ユーロ(約1150億円)を投資することを明らかにした。

 ドイツやイタリアなど周辺国が、相次ぎ脱原発エネルギー政策を転換させる中、フランスは原発の刷新で安全性を追求、原発を維持し続ける方針を再確認した形。

 サルコジ大統領は「未来型の原子炉、特に第4世代原子炉の開発計画のために10億ユーロを投資する。われわれはさらに、原発の安全性向上のため、研究費を増額する」と語った。(共同)

Sankei.jp.MSN 2011.6.21 22:55
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110621/erp11062122550010-n1.htm


 ロシアプーチン首相は21日、訪問先のフランスで、福島第1原発事故後に脱原発の潮流が強まっていることを念頭に、原発推進派のフランスとロシアが協力して原子力発電の発展を目指すべきだとの考えを示した。インタファクス通信が伝えた。

 首相はパリで会合に出席し、総発電量に占める原発の割合を現在の約15%から25%に高めるロシア政府の方針は変わらないと説明。これまでは欧州の原発市場で優位を保とうとするフランスとの協力は難しかったが、福島の事故後は原発分野の発展という共通の目標に向けて両国が協力できると述べた。

 フランスは発電量の約80%を原発に依存している。(共同)