"想定を超えた"という言い訳は2007年新潟地震の時も使った!

市民エネルギー研究所 http://www.priee.org/

大きな事故や災害が起こると、責任者たちは決まったように「想定を超えた」とか、「計画当時の知見では予見できないことであった」などといって、本来負うべき責任を回避する。(地盤の悪さ、活断層は30数年前から告発)

  • 起こるはずがなかった柏崎刈羽震災 / 想定を超えたのではなく、あまりに想定が低かった

菅井 益郎/市民エネルギー研究所 「地球号の危機ニュースレター」No.327(2007年9月)掲載

大きな事故や災害が起こると、責任者たちは決まったように「想定を超えた」とか、「計画当時の知見では予見できないことであった」などといって、本来負うべき責任を回避する。
たしかに稀にはそういうこともあるかもしれないが、ほとんどの場合は予見しえたはずなのに、コストの削減や納期の重視、ときには個人の名誉欲や企業や集団の欲望達成のために、マイナス面を過小評価ないしは無視するのである。 続きを読む...http://www.priee.org/modules/pico2/index.php?content_id=11

  • 2007年新潟県中越沖地震, その時.....IAEA国際原子力機関の調査団は、わずか3日間の調査をもとに、原発は安全に停止し損傷は予想を下回るものだったという報告書を8月17日に公表しました。(IAEAは、東電とグルだった....Mapple呟く)

一方、総合資源エネルギー調査会に設置された調査・対策委員会の班目春樹委員長は、運転再開は少なくとも1〜2年後としながらも、早々と全7基の運転再開を前提にした発言をしています。
このようにして、柏崎刈羽原発は再稼働するものという雰囲気が日本社会に植え付けられていますが、私たちは、純粋に科学的・技術的見地から、この状況に強い危機感を覚え、下記の通り、声明を発表 (原子力資料情報室 2007/8/20)