被告が法廷で「調書はデッチ上げ」の大合唱 /「検事を守る可視化が必要」と皮肉


検察は完全にオシマイだ
ゲンダイネット 2010年10月30日 掲載
http://gendai.net/articles/view/syakai/127229


被告が法廷で「調書はデッチ上げ」の大合唱

●韓国並に「検事を守る可視化が必要」と皮肉る声


 大阪地検特捜部の証拠改ざん事件をきっかけに、検察捜査の信用性は地に落ち、あっちこっちで“珍現象”が起き始めている。被告人が法廷で「調書を捏造された」の大合唱なのだ。このままだと、韓国のように、検事を守るために取り調べの可視化が必要になる異常事態である。


「勝手に供述調書ができていた」――こんな証言が飛び出したのは10月27日の横浜地裁の法廷。
08年の海上自衛隊イージス艦「あたご」と漁船の衝突事故で、業務上過失致死罪などに問われた3等海佐、長岩友久被告(37)が検事とのやりとりを暴露した。事件の真相はともあれ、自衛隊員までが「検察調書に異議アリ」なのだからコッケイだ。

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 つまり検察側が、「調書にウソはない」「取り調べに拷問はなかった」と証明するために可視化を導入するしかないというのだ。
被疑者を守るための可視化が、検事を守るためとは、あべこべもいいところ。こうなると、もうマンガの世界だ。
日本の刑事司法は完全に崩壊である。


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