小沢氏初公判へ紆余曲折 “ヤメ検”対決、聴取応ぜず?

産経新聞 10月10日(日)0時35分配信


 東京第5検察審査会の起訴議決を受け、4例目の強制起訴が決まった民主党小沢一郎元代表(68)。
弁護側は「議決には欠陥がある」と主張し、議決の無効確認を求める法的措置を示唆するなど、早くも異例の展開を見せ始めている。

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 ▼注目の人選

 小沢氏を起訴し、公判を担う“検察官役”の指定弁護士は東京地裁が指定する。地裁はすでに第二東京弁護士会に候補者3人の推薦を求めている。

 3人のうち1人は第5検審審査補助員を務めた吉田繁実弁護士に決まる公算が大きい。

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 吉田弁護士は「元裁判官や元検察官を選んだ方がいいという声もある」と話す。小沢氏の弁護団には元検察官の弁護士が加わることが既定路線とされており、“ヤメ検”同士が相対する可能性もある。