沖縄では政治は観念でなく現実だ。
琉球新報 2010年8月27日
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-166868-storytopic-3.html
- 小沢氏 代表選出馬へ 辺野古移設も左右
民主党代表選に小沢一郎氏が出馬を表明したことを受け、同党県連には米軍普天間飛行場の返還・移設問題が代表選の争点に上ることへの期待がある。
所属国会議員2人は、小沢氏支持の姿勢を表明。
辺野古移設の日米合意を推進する立場の菅直人首相に対し、
従来のマニフェスト(政権公約)への回帰を主張する小沢氏が
新たな対米交渉の必要性を鮮明にすれば、
県内の支持は小沢氏に傾くという見方が広がる。
代表選の結果で政府・与党の普天間政策が変わる場合には、
11月の県知事選にも大きく影響する。
知事選への対応を模索中の県連は、代表選を見極めて対応を決めることになりそうだ。
県連の代表選有権者数は、国会議員2人と地方議員12人、党員・サポーター1595人。所属議員の投票では組織対応はとらず、各議員の判断に委ねる。
玉城デニー衆院議員は
「菅氏に基地政策は1%も期待していない。
もちろん小沢氏を応援する」と表明。
瑞慶覧長敏衆院議員も
「小沢氏が代表になれば普天間は県外・国外の従来のスタンスになる」と述べた。
県連内には「小沢氏が当選しても国会運営は政治とカネの問題でがんじがらめになる」と不安視する向きもあるが、
喜納昌吉代表は
「沖縄にとって代表選はチャンス。
知事選に臨む政策の素案をまとめ、党本部に協議を求めたい」と述べた。
琉球新報 2010年8月27日
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-166868-storytopic-3.html
===================================================================================
普天間/辺野古問題を通して見ると小沢氏と菅氏の姿勢の違いが鮮明にわかる。
従来のマニフェスト(政権公約)への回帰を主張する小沢氏が命をかけてアメリカと交渉してくれれば 普天間/辺野古問題、少しでも事態が進展して、新たな局面があらわれる可能性が発生しうる。
対米従属の菅氏なら、思いやり予算も更にとられて海兵隊は普天間に居座り続け 何の改善も為されないだろう。
政治が 即 生活にかかわってくる沖縄では政治は観念でなく現実だ。
一年に首相が何人も変わるのはかっこ悪いか どうか...なんてことよりどの政治家が何を実行できるかだ。
菅氏では何もできない。1%の期待もできない。
これが現実だ。