加州、春の風邪、その傾向

今年の風邪はお腹にくるとこの冬には聞いていたが、4月の半ばになってフルーにやられた。今回のはお腹にはこなかったが熱と咳の短期直撃型。山場は2日位でかなりの高熱に襲われた。

体のふしぶしが痛いところから始まり気管支に熱と痛みが来て、体全体、特に頭が高熱になる。熱がひいても足腰の節々が痛く、動作はきわめて緩慢。熱がおさまると咳、頭痛が残る。そして次第にひいていくようだ。


まず連れ合いがかかって来た。かなり眠気が襲うので病院に行く前に眠りたいとのこと。つかれと睡魔で朝まで眠っていた。途中夕食を食べさせる。


夕食:
1.野菜(ポテト、玉ねぎ、ピーマン、キャベツ、ズッキーニ、ニンジン、リンゴ、レーズン)と豚の完熟トマトシチュー。(本人の希望)

2.一株全部のニンニクにオリーブ油をかけて天火にいれて焼く。

3.「アボカド丼」=ご飯にゴマときざみ海苔をたっぷりかけて、その上にお醤油に漬けたスライス・アボカドをのせる

4.オニオン・スライス (酢醤油+レモンスライス)

5.梅干し(本人の希望)

6.どくだみ茶

夕食は少しづつでも食べられそうなら食べてもらった。
睡眠がかなり癒してくれる・・・ということは原因の一つに疲労と睡眠不足があったかもしれない。


次の日、無理して仕事に行った。
市販の風邪シロップ系の飲み物を買ってきてくれて、かかり始めた私も飲むことにした。

1.Zicam (あらゆる症状に)
お湯にとかしてDaytimeに飲むこと。
一度のんだら、次は6時間後。
スプーン容器に入っていて蜂蜜状。

2.Theraflu(風邪と胸のイガイガに)
お湯に溶かして飲む。
粉末状


2番のTherafluは胸が軽くなったし、1番のZicamは飲むと眠くなり1〜2時間後に目覚めると熱も痛みも軽くなることが実感できた。


ウイザードおじさんは二日目の夜が一番たいへんで、高熱に襲われ、救急車を呼ぼうかとも思った位。
氷で頭を冷やすという原始的処方で、短時間に回復し熱が下がった。病院で待たされるくらいならこのまま寝ていたいというので、それもそうだし、病院には結局行かなかった。


自分がかかってみると、職場ではこうするといい、ああするといい、とアドバイスを沢山いただいたそうだ。・・ということは皆既にかかって経験済みだったと驚いていた。
我々もこうして友人のアドバイスや助けに支えられて山場を越えることができた。


私の方も仕事場の友人たちがてきぱきと対処をしてくれた。また、ご飯と焼き海苔セットを1ダースを頂いたのにはほんとうに感謝している。これがアメリカ人の友人からの差し入れでびっくりなのだが・・。レンジで一食分の白米を温めて焼き海苔とお醤油が付いている。少しでもお腹がすいたらこれを食べた。体の中がきれいになる感じがしてとてもおいしかった。
ご飯に海苔、梅干し、ゴマ、アボカド、小魚、大蒜、玉ねぎ、レモン。すばらしい食べ物だ。