消火作業にパワーフルな飛行機が飛べなかった理由
今回の山火事で飛行機による消火作業のパワーがこんなにあるとは今まで知られていなかった。
今週早々に、海軍、マリーン、カリフォルニア・ナショナル・ガードのヘリコプターの他に、貨物飛行機が消火作業にあたろうと準備を整えたが、出発できない。
それは、カリフォルニア州法によって、消防作業にあたっては森林火事スポッターが飛行機、及びヘリコプターには必ず同乗して散水の指導にあたらなければならない決められているからである。
彼等は火事スポッターの到着を一日中またなければならなかった。
サンタナ風の方がスポッターの移動よりずっと早かった。
彼等が到着する頃には、強風が炎を煽り、飛行するのがきわめて危険な状況に入ってしまっていた。
厳密にいうと土曜日の深夜に火事が発生したので、火がまだ小さいうちにヘリコプターや飛行機で空から散水していればもっとふせげたのではないかという声もある。カリフォルニアの山火事対策のおそまつさが今回明るみに出た。
アーノルド・シュワルツネッガー知事始め州の関係者は強風のために飛行機がとべなかったと言っている。また連邦の協力が小さいとも・・
州の問題が明るみにでるとすぐ州知事が使う常套手段である。