アフリカ・ツアー 土産話 その2


彼等はある小さな村を訪ねるにあたり、このツアー・コンダクターはメンバーにこう言ったそうだ。
「彼等をかわいそうだと思わないこと。
文明国から来たら、なんと貧しい生活をしているのか、と同情するかもしれない。
でも彼等は先祖の住んできたこの土地に住むことを誇りに思って住んでいる。テレビもコンピューターも必要としていない。
彼等の生活を尊重してリスペクトして接してもらいたい。」と。


ツアーの人々は村人から温かい歓迎をうけて、とても感激したそうだ。
物質的に豊かな国の人が、貧しい国の人に与えるというのが一般的な考え方であるが、そう考えていたことがなにか恥ずかしいような気がした。心のギフトを村人からいただいてきた。・・・と友人は感慨深げに語ってくれた。