同性結婚が法律で良しとなれば、ロボットとも結婚できるのか?


男同士、女同士の愛情、確かにこれはあるし、それをとやかく言うつもりはもうとうない。
しかし、これが法律によって結婚を許すとなると話は少し視点をかえないとならないのではないか?
同性結婚がいいとなると、では近親結婚はなぜいけないのか?愛し合っているならいいのではないか...とならないか?

近親結婚が禁じられるようになったのは昔からのことで、生まれた子供が弱かったり、早く死ぬ子が多いからそうなったのではなかったか?

ユタ州モルモン教の人口が多い。モルモン教では女性は単独で天国には行けない。モルモン教で天国に約束された男性と結婚した女性は天国に行ける。ということで一人の男性がたくさんの妻をもっていた。男の姉妹や娘たちを天国に行かしたいので、父が娘や姉妹たちを同時に妻にする。今はそういう習慣を控えているが、田舎の奥地ではモルモン教の教えとうりに暮らす人たちがまだいる。

最近ニュースで聞いた話だが、ユタ州のある村では赤ちゃんの顔や体のあちこちに真赤なあざができたり、生後すぐ亡くなる率が非常に高いそうだ。おじいさんが娘や姉妹を皆妻にして、その子たちも叔父や兄の妻になっている。かなり血が濃くなってしまってこんな悲しい現象が起きているそうだ。
こういう現象は昔の人々も経験した結果、近親結婚は昔から多くの国では禁止している。

子供を作れない同性カップルがもらい子を育てて家庭を作ったっていいじゃないか。カップルの間では父の役割と母の役割もきちんとできるし、社会から認められたカップルとして家庭の幸せを築く権利がある。片方が亡くなった時には普通の結婚相手のように年金の引継ぎ、財産の相続税の免除をする権利があるということで、彼らは正式結婚を希望している。

女性同士のカップルをみていてもほんとうに自然の夫婦のようだし、男性同士もしかり。そういう姿を見ていると、同性結婚もしたいのなら認めてあげたくなる。

でも法律で同性結婚を許すとなると、解釈の枠はどんどん広がる可能性もでてくるのではないか。同性結婚はいいが、近親結婚はだめとなるとそこにどういう筋道を立てて論理展開をするのであろうか?
未来的には人間とロボットの結婚だってあるかもしれないし..

正しいとか間違っているとかはいいたくないが、なぜ社会の中で結婚制度ができたのかを考えていくと、男女の間の結婚が基本なのではないかなーと。

結婚という形をとらなくてもドメスティック・パートナーとしてかなり法律的にも守られているんだけどなー。
それではどうもだめのようである。わかんないなー。