なぜカナダ、メキシコ、中国、韓国、台湾、インドネシア、フィリピン、タイもTPP参加を米国から求めらないのか? = それはアジアと日本を分断し、日本の国力劣化が目的だからだ!!


国力劣化をもたらす毒薬だ[田中康夫 にっぽん改国]
(日刊ゲンダイ2011/11/2)
「日々担々」資料ブログ
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-4159.html

...略
環太平洋の一員であるカナダもメキシコも、中国も韓国も台湾も、更にはインドネシアもフィリピンもタイも、TPP=環太平洋戦略的経済連携協定に参加していません。いいえ、参加すらアメリカから求められていないのです。


邦訳では「環太平洋」を名乗るも、英文では太平洋の「向こう側」を意味するTrans-PacificのTPP
「環=輪っか」を意味するPan-PacificのPPPに非ず。これぞ日本政府の意図的誤訳に他なりません。


TPPは日米連携の中国包囲網だと、したり顔で語る“媚米派”が居ます。勘違いも甚だしい。


TPPはアジアと日本を分断し、日本の国力劣化を齎(もたら)す毒薬です。
故に、TPPは羊の皮を被った狼。自由貿易でなく保護貿易。それもアメリカ一人勝ちの時代錯誤なブロック経済。日本にとっては貿易自由化協定ならぬ貿易阻害協定だと、繰り返し申し上げてきました。


所(いわ)謂(ゆる)「農業」の問題に留まりません。暴露メディア王のリチャード・マードック氏が日本のTV局に君臨しかねぬ電波・情報通信の開放も含まれ、既述の如く、日本経済を支える製造業にも甚大な影響を与えます。


が、「TPP協定への交渉参加について」「しっかりと議論」と所信表明した宰相NODAは、一体、何時、何処で「しっかりと議論」するのかも明言しません。民主党内の議論すら纏(まと)まっていません。


「今こそ『国会』を機能させねばなりません」「『TPP交渉協議への参加表明』を是が非でも阻止しようではありませんか!」と僕が述べると期せずして、与野党を超えて拍手が議場に沸き起こりました。
「日本の壊国TPP参加表明」を防ぐべく、党派を超えた戦略が間もなく胎動します。

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