福島県相双地区: 東電やっぱり非常識!! 目上が下の者を労う言葉で「仮払補償金」が...

相双ゆたどさ(2011.05.01 11:22) 東京電力仮払補償金 ゆっ太郎
http://yumesoso.jp/yutadosa/

東京電力仮払補償金
東京電力原子力発電所災害における
仮払補償金の申請受付が、はじまりました。


各避難所や、原子力発電所から30km圏内、計画避難区域とされた市町村で「社長や、会長がなぜ来ない」との声の中 東京電力副社長が訪れ
東京電力からの謝罪と説明と称される会が持たれました。


その仮払補償金の申請書に添付された『仮払補償金お支払のご案内』
ぺら1枚の用紙に印刷された
内閣総理大臣より原子力災害対策特別措置法第15条第3項の規定に基づく「避難」または「屋内退避」が指示された地域等にお住まいの方につきましては世帯単位で避難等にかかわる補償金の一部を「仮払補償金」としてお支払させていただきたいと存じます。

“言われたところにだけ、言われたから出します。”との文意です。


また、当初は各市町村を申請窓口に、との案も東京電力からあったと聞きます。
市町村の職員の皆さんは、避難されている方々、残った方々の対応に
休日どころか、昼夜の別なく働かれていることも御存じないのでしょうか。


5/2、連休の谷間の月曜日申請窓口となった30km圏内のある小学校には
こどもたちの学ぶ姿はなく 東京電力のネームカードを胸に下げた社員が入る際には、「ご苦労様です」
申請が終わって出ると、「お疲れ様でした」と。

”申し訳ない”も、”不自由させてる”もありませんでした。

”ご苦労様”は、目上が下の者を労う言葉だと
新入社員のビジネス研修で教わります。


”お疲れ様”は、『ほどこしてやる補償金』という意識が働いているのでしょうか。

  • 東北に春を告げる町として、みかん栽培の北限の、広野町
  • 全国有数の鮭の水揚げ漁獲の、楢葉町
  • 春の桜のトンネル・駅いっぱいに咲き誇るツツジと冬の赤目ふぐ、富岡町
  • 川内村は、草野心平に代表される文化と、モリアオガエル、サラサドウダンなど自然豊かな、川内村
  • 梨・キウイなどフルーツ王国ふくしまを大きく担う、大熊町
  • 全国の海水浴場から県内で唯一、百選に選ばれた、双葉町
  • 阿武隈の山の湧水による農産加工品と伝統文化の、葛尾村
  • 相馬藩侯所縁の文化と、東北をリードする活気の、浪江町
  • 記紀以前から紡ぐ文化の、南相馬市
  • 国産最高級牛肉のひとつ飯舘牛や、村の風物詩となったたくさんの農産加工品の、飯舘村
  • 開府400年を迎えた、豊かな海産物と景観の松川浦と、東北に夏を告げる祭の相馬市
  • 農産品ブランドと、多種にわたる活魚を出荷する、新地町

ひとことで言いあらわしただけでも
相双12市町村はこれだけのものを失いました。

相双はもちろん、県内最大都市のいわき市をはじめ
県全体へ及んだ被害は甚大です。

一企業の狭量な”想定の範囲内”でしか
復興への一歩を語ることは出来ないのですか

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