「エネルギー政策転換」訴えるデモ行進 4/24

TBS系(JNN) 4月24日(日)18時18分配信
Japan News Network 映像 http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20110424-00000018-jnn-soci

 「(原子力は)安いと言うけど 、原発には保険はきかない。事故があると、国がつぶれるほどのコストがかかる。No more atomic anything.(もう原子力はこりごりだ)」(作家 C・W・ニコルさん(注1)

 これは、地球の環境について考える「アースデイ(注4)にあわせて行われたものです。デモ行進では、家族連れなどおよそ5000人が「エネルギー政策転換を」などと書かれたプラカードを掲げ、渋谷駅前や明治通りなどを練り歩きました。

  • 「未来のため、新しい時代が始まっていると感じてもらえたら」(歌手 加藤登紀子さん(注2)
  • 「後遺症として残るもの、範囲があまりに大きい。エネルギーシフトとして見直していく」(湯川れい子さん(注3)
  • 「子供の世代が安全に生活できないのが一番の問題 」(参加した人


(注1)C・W・ニコル: イギリス・ウェールズ南部のニース(ウェールズの首都カーディフの西方)出身の作家、ナチュラリスト。1995年に日本国籍を取得し、本人の言によれば「ウェールズ系日本人」で職業は作家。同時に「キラメッセ室戸鯨館」という捕鯨とクジラの博物館の館長も務める。妻は作曲家・日本画家のニコル麻莉子(1980年に結婚)。


(注2)加藤登紀子: 旧満州ハルピン生まれ、京都育ちのシンガーソングライター、作詞家、作曲家、女優。「おときさん」の愛称で親しまれている。東京都立駒場高等学校、東京大学文学部西洋史学科卒。1972年5月に、防衛庁襲撃事件などで逮捕され勾留の身であった藤本と獄中結婚。「ひとり寝の子守歌」は、塀の中にいる夫を思って作られた、加藤の代表曲のひとつでもある。現在は城西国際大学観光学部ウェルネスツーリズム学科の客員教授でもある。


(注3)湯川れい子: 音楽評論家、作詞家、翻訳家。東京都出身。作詞は、アン・ルイスの六本木心中、中森明菜のSOLITUDE、ラッツ&ター(シャネルズ)のランナウェイなどなど多数。環境問題や反戦平和運動などボランティア活動も積極的に行っている。このため、社会民主党から東京都知事選挙への出馬を要請されたことがあるが、辞退をしている。

(注4)アースデイの誕生... 1970年アメリ
http://www.earthday-tokyo.org/2009/aboutus/
1970年、ウィスコンシン州選出のG・ネルソン上院議員が、4月22日を"地球の日"であると宣言、アースデイが誕生しました。ネルソン氏は、学生運動市民運動がさかんなこの時代に、アースデイを通して、環境のかかえる問題に対して人びとに関心をもってもらおうと考え、それは当時全米学生自治会長をしていたデニス・ヘイズ氏による、全米への呼びかけへとつながりました。そうして、 1970年の最初のアースデイは、延べ2000万人以上の人びとが何らかの形で、地球への関心を表現するアメリカ史上最大のユニークで多彩なイベントとなりました。