電力は余ってる! 原発がなくても問題ない! 地震大国・日本に原発があることが問題!!

プルサーマルを考える柏崎刈羽市民ネットワーク

http://www.kisnet.or.jp/net/jishin/070808tegami.pdf

  • さらには、現在の調査・対策委員会の斑目春樹委員長やワーキンググループの宮健三主査は、委員として問題があるから辞めさせるべきことが、原子力資料情報室や美浜の会という等から経済産業省などに求められています。
  • 「住民からは、原子力安全・保安院の顔が見えなかったといわれており、国民の信頼性を確保する観点からも、原子力安全・保安院原子力発電を推進する経済産業省からの分離独立を行う必要があると考えております。(※この手紙を出したすぐ後に上記手紙にある宮氏(保安院)が政府の委員を辞めたことが公表されました)
  • 今回の地震原発に起きた事態について政府や電力会社などは、「予想外・想定外」を強調し繰り返しますが、当地では原発の建設前から市民や専門家が「地盤選定や地震想定の問題・欠陥」を、粘り強く裁判等でも政府はもちろん関係機関に、何度となく強く警告してきたからです。これらの警告が無視された責任の所在を明らかにすべきです。

この中で書かれている 原子力安全委員会斑目春樹は:
(黒姫高原・はんぐろ日記より転載)


原子力安全委員会斑目春樹は、「福島原発の冷却に使用した放射能汚染水の処理については、処理する知識を持ちあわせていない」と記者会見した由。
 以前、鎌仲ひとみ監督の「六ヶ所ラプソディー」を見た時、「科学に安全や安心を求めることはできない」と人を馬鹿にしたようなコメントをした学者が出てきて、実に呆れてしまったのですが、その登場人物が、この斑目春樹であったわけです。 原子力委員会のトップにいながら、安全を考慮しない計画をすすめてきた、このような御用学者の責任は大きいと思うのです。..黒姫高原・はんぐろ日記より転載
http://kurohime.homeip.net/kuro/archives/2011/03/post-2030.php

http://www.kisnet.or.jp/net/jishin/071124.pdf

東京の皆様へ
私たちは、柏崎市刈羽村の住民です。当地は世界最大級の原子力発電所を抱えており、その電気はすべて関東に送られ東京電力管内で使用されております。私たちは22年前の原子力発電所運転開始以来、いつか原子力発電所が取り返しのつかない大災害をもたらすのではないかと、日々不安の中で暮らしてきました。.....(中略)
今回のことで、柏崎刈羽原発がなくても、何とかやっていけることが明らかになったような気がします。.....(中略),,,,しかし、エネルギー効率が悪く、余った熱を海に捨て海水の温度を上げ、出力を調
整出来ないため結局は、夜間の余剰電気を消費するためにオール電化などで電力需要を増やし、省エネと逆行している原発が本当に環境に優しいのでしょうか?

大量の電気を使って、地方に放射能汚染の恐怖をしわ寄せし、のちの世代に放射性廃棄物の管理処理を押し付けることになっても、大量の電気を使わなければ日本人の生活は成り立たないのでしょうか?...(中略)

そのほんの少しの贅沢のために、決断がなされないために、原発立地点の住民は数十年にわたって日々放射能の恐怖と事故の不安の中で暮らしています。そして、この不安が現実となったときには、東京の皆さんも同じ被害者となります。

今、私たちは新たな不安を感じています。それは、地盤が沈下し、万が一の想定の数倍にもなるゆれに襲われ、建屋が傾き、制御棒が抜けなくなって、目に見えないひずみを抱えているであろう原発をまた動かそうとしているということです。

東京電力や国は大きな地震は起こらないという前提で柏崎刈羽原発を設置し運転してきました。
私たちが、断層があって地震が起こる、その時どうするのかと述べても、そのような地震は絶対に起こらない。だから建設するのだという答えでした。いま、その大前提が崩れました。

大きな地震は起きないという前提が崩れた以上、運転再開はあり得ません。 私たちの思いが東京をはじめとする電力消費地に届いて、皆さんが原子力のことを考えてくださることを望んでいます。...(下略) 2007年11月24日<<

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