原口氏を座長とする超党派議連、尖閣諸島を民間機で視察

TBS系(JNN) 10月9日(土)18時33分配信
超党派議連、尖閣諸島を民間機で視察
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20101009-00000037-jnn-pol


 視察したのは原口氏を座長とする超党派の議連のメンバーで、自民党みんなの党を含む4人が、民間チャーター機を利用して尖閣諸島を上空から視察しました。


 原口氏らは中国漁船衝突事件の現場を確認するとともに、尖閣諸島が日本の領土であることを改めてアピールする狙いがあります。


 「さまざまな生活の跡(があり)、まさにここで人が生活していたんだ、我が国の領土なんだということを実感した。非常にこの地域の重要さを痛感した」(民主党原口一博総務相


 視察をめぐっては、出発にあたり政府・与党内から中国で拘束されていた日本人の解放に影響が出るのではと危惧する声が出ていましたが、議連側は、「国会議員が日本の国土を視察して非難されるのはおかしい」と反発していました。


 超党派議員連盟による尖閣諸島視察について、海上保安庁を所管する馬淵国土交通大臣は、視察するにあたって原口前総務大臣から海上保安庁の船や飛行機を使いたいという依頼があったものの、「尖閣諸島周辺は大変緊張しており、24時間監視を強めているため対応は難しい」と説明し、船や飛行機の提供を断ったことを明らかにしました。


 一方で、海上保安庁の担当者に対し、原口前総務大臣らに現在の尖閣諸島周辺の状況について説明するよう指示を出したということです。
閣僚経験者である原口前総務大臣を含む国会議員の尖閣諸島視察については「議連は議員の自由な活動のひとつであり、議員としての行動に対し、特に申し上げることではない」と述べるに留まりました。(09日20:54)

最終更新:10月10日(日)14時16分 TBS News i


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