曽野綾子さん「他者の視点で自分を見ることができていない」と21012年に就活面接批判。では「アパルトヘイト導入」発言を他者の目から見たら?

曽野綾子さんの下記の社会批判をそっくり彼女自身にお返ししたいです。

「今の採用面接は、本人の美点ばかりを聞いて、学生は準備した模範回答を淀みなく答える。採用する側も面接を受ける側も嘘っぽい。そんな面接をしたところで、専門知識以外の教養や人としての厚み個性がわかるはずがない。これでは、本当にその人のことを理解したとはいえません。


 自分の美点を人前で恥ずかしげもなく披露できる人は、他者の視点で自分を見ることができていないということです。だから平気で『自分はリーダーに向いています』なんて面接で言ってしまう。


周囲は『出しゃばりな奴だな』と思っているかもしれないでしょう。自分のことをこうだと思い込むと、結局は自分勝手で幼稚な自己表現しかできなくなると思います」



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赤字の部分はご自身への反省の言葉にされるのでしょうか????


1、曽野綾子さんに専門知識以外の教養や人としての厚み」がほんとうにあるのでしょうか?


2、自分の『偏見的自説』を人前で恥ずかしげもなく披露できる人は、他者の視点で自分を見ることができていないということです。


3、自分の「意見」をこうだと思い込むと、結局は自分勝手で幼稚な自己表現しかできなくなる。


なるほど、(曽野綾子の言動に当てはめて考えると)ほんとうにおっしゃるとうりですね、綾子さん。


下記のこの記事全体はけっこうなのですが、その中で曽野綾子さんのおっしゃったことと最近の彼女の差別発言とを比較しただけですので、本意をお汲取ください。

この国はきっと滅びる!就活のバカたち 学生もバカなら、面接官も大バカ
現代ビジネス 3月25日(水)12時11分配信
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150325-00031782-gendaibiz-bus_all


この国はきっと滅びる!就活のバカたち 学生もバカなら、面接官も大バカ
'13年卒業の大学生は約55万人。うち42万5000人が就職希望だが、大企業に入れるのはさらにその1割
 すました顔で嘘をつき、?自己分析?にハマり、面接で臆面もなく大声を出す学生たち。「面白い奴が欲しい」と、頓珍漢な質問をして悦に入る面接官たち。こんな茶番、いつまで続けるつもりなのか。


他人に語れるような人生なのか
 今年も学生たちの就職活動が佳境に入った。街角でリクルートスーツ姿の若者を見かける機会が増え、思わず心の中で応援するという読者も多いに違いない。

 いま、企業の採用面接で必ずと言っていいほど行われるのが?自己PR?だ。読んで字のごとく、学生が自らの人となりを初対面の面接官にアピールすることで、面接が始まって最初に行われることが多い。

 「では、あなたの強みを教えてください。1分以内でお願いします」

 と面接官が尋ねると、学生は作り笑顔でこう答える。

 「はい。私の強みは、みんなをまとめるリーダーシップがあることです。私はテニスサークルで副部長を務めていました。合宿の企画や引率などを通して、人の意見をまとめることの難しさを学びました。サークルで培ったリーダーシップを、御社でも役立てたいと思っています」


 もちろん彼は、あらかじめ暗記した回答を吐き出しているだけだ。しかも?副部長?という部分は誇張されている。実際は平部員だが、どうせわからないだろうと高を括っているのである。このような誇張は「話を?盛る?」と呼ばれ、就活生の常套手段だ。

 一方面接官も面接官で、ふむふむ、と頷きながらメモをとるフリをしつつ、ろくに話を聞いていない。?サークル??副部長?という言葉が出てきた時点で「また同じか」となるからだ。某大手IT企業の採用担当者は、「何百人も面接をこなしていれば、『盛っている』ことはすぐにわかります。少し突っ込むと、話が急に曖昧になる。多いですよ、そういう子は」と語る。


 作家の曽野綾子氏は、そんな嘘にまみれた昨今の就職活動の様子を深く嘆いている。


 「今の採用面接は、本人の美点ばかりを聞いて、学生は準備した模範回答を淀みなく答える。採用する側も面接を受ける側も嘘っぽい。そんな面接をしたところで、専門知識以外の教養や人としての厚み、個性がわかるはずがない。これでは、本当にその人のことを理解したとはいえません。


 自分の美点を人前で恥ずかしげもなく披露できる人は、他者の視点で自分を見ることができていないということです。だから平気で『自分はリーダーに向いています』なんて面接で言ってしまう。周囲は『出しゃばりな奴だな』と思っているかもしれないでしょう。自分のことをこうだと思い込むと、結局は自分勝手で幼稚な自己表現しかできなくなると思います」


(略)面接での過酷なPR合戦を乗り越えるために、学生たちがこぞって取り組む?自己分析?にある。自己分析とは「これまでの人生を徹底的に振り返り、自分がどんな人間かを語れるようにする」ことだ。就活の現状を是正することを目的としたNPO?DSS?代表で人材コンサルタントの辻太一朗氏が解説する。


 「『小学校時代にいちばん悲しかったことは何か』『自分の嫌いなところはどこか』『10年後、自分は何をしていると思うか』こういった、一見他愛のない、しかしよく考えると答えようのない設問に答えることが?自己分析?だとされています」

(略)
「面接対策として、ある程度の自己分析をする必要はあるかもしれません。しかし、没入しすぎて『自分はこういう人間だ』と自己暗示をかけ、それに縛られてしまうことが多い。せいぜいバイトかサークル活動といった浅い人生経験で、自分はこういうタイプの人間だと決めつける。自分で自分の可能性を狭めてしまうことにもなります」(辻氏)

(続く)
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150325-00031782-gendaibiz-bus_all&p=2


 政治家や官僚もそうですが、偏差値は高くても、対症療法しか打てない、長期的展望のない人ばかり。だから、今の日本は路頭に迷っているではないですか」

 バカが馬鹿馬鹿しい方法でバカを選ぶ。そんな就活を続ける限り、この国はいつか滅びるだろう。

 「週刊現代」2012年2月18日号より

曽野綾子という作家がいます
matome.naver.jp


曽野綾子
(略)
?アパルトヘイト導入を公然と主張
2月11日の産経新聞でとんでもないコラムを掲載しました。日本に移民を導入するときの注意点として住居の差別を言い出したのです。
曽野綾子さん「移民を受け入れ、人種で分けて居住させるべき」産経新聞で主張
http://www.huffingtonpost.jp/2015/02/10/sankei_n_6657606.html


2月11日付の産経新聞コラムで、作家の曽野綾子さんが、日本の労働人口が減少している問題について触れ、移民を受け入れた上で、隔離して居住させるべき、と主張した。...


もう20〜30年も前に南アフリカ共和国の実情を知って以来、私は、居住区だけは、白人、アジア人、黒人というふうに分けて住む方がいい、と思うようになった。