サンノゼ『技術革新博物館(The Tech Museum of Innovation)』内のディナー パーティー




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新テクノロジーの博物館でディナーパーティーがあった。なかなかしゃれていると思った。
そこに集まった人々は、白黒黄褐、人種のるつぼだ。カップルももうごちゃ混ぜ。友達もごちゃまぜ。アメリカは人種差別の国と決めつけている日本人もいらっしゃるが、こういう光景は日本ではまず見られないだろう。人種差別していたら、自分の人種以外の友達はもてないから、自ずとつき合う人の幅が狭くなってしまう。世界中から人材の集まるシリコンバレーでそれは不可能かもしれない。夫婦が別人種の場合は、同一人種のカップルよりいろいろな人種の友達を持つのに有利ではある。


お食事はビュッフェスタイルだった。
メインはターキーとロースト ビーフだが、その他、インド風料理、中国風料理、東南アジア風などが加わって、実にお料理の国籍も多彩だった。今はデザートに小さなプチケーキがでるのがはやっているようだ。ダイエットをしている人が多いからかもしれない。どでかい「ピンクのバタークリーム付き、チョコレート ケーキ」なんていう代物は昨今みかけたことがない。日本のケーキのように甘さをひかえたしゃれたものが目につくようになった。残念なことはデザートにフルーツが付かなかった事だけで、後はとってもいいお食事だと思った。
それにしても新テクノロジーの博物館は夜こうして場所を貸し出して収益を計っている。なかなか賢いやり方ではないだろうか?


大阪の交響楽団とかお笑い博物館とか文化的な活動団体が、あの「無粋な市長」によって閉め出されたそうだが、なんとか工夫して存続できないものかと今日は改めて考えさせられた。








1998年にサンノゼに『技術革新博物館(The Tech Museum of Innovation)』がオープンして今年で17年目。


サンノゼのダウンダウンにあるザ・テックは、革新的な新テクノロジーの発展を振興する博物館です。数百の展示があり、年間400,000人を超えるビジターが、遺伝子、宇宙探検、クリーンエネルギー、バイオテクノロジーなどさまざまな科学やテクノロジーを体験しています。

ザ・テックの対話型テクノロジーの利用方法、特に「スマートミュージアム」というインフラは、世界中の博物館が手本として参考にしています。スマートミュージアムは、最高のビジター体験を実現するために設計され、ビジターの動作をモニターして測定し、そのニーズと好みに合わせて展示コンテンツを変更する包括的で柔軟なプラットフォームです。
イメーション 2013年
http://www.imation.co.jp/info/news/2013year/130710.html


今日はちょっと変わった趣向のディナーだったので、ちょっとご紹介させていただくことにしました。
ザ・テックの地震体験や、手作りロボットなどを楽しみながら、博物館の展示物のとなりに座ってディナーをいただき、ダンス、音楽に興じる人々を見ながら、なにかとっても面白かったです。
飲み物はワインとテキーラ・サンライズをオーダーしました。


テキーラ・サンライズ作り方


テキーラ、オレンジ・ジュースをゴブレットに注ぎ、軽くステアする。


ゴブレットの縁から静かにグレナディン・シロップを注ぎ、底に沈める。


オレンジを朝焼けの空、グラスの底に沈んだ真っ赤なグレナデン・シロップを太陽に見立ててこの名前がついたとされる。