安倍の国粋主義は裏に財閥。その腰巾着のマスコミ。かくして破滅の道よ、再び。

2014年02月15日
本澤二郎の日本の風景」(1536)
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52062106.html

<「アメリカの大警告」が的中>

 拙著「中国の大警告」(データハウス)の姉妹本の「アメリカの大警告」(同)のことを、最近よく思い出してしまう。93年3月、1カ月かけての全米を歩いたレポートである。自画自賛したいほどよく書けている。国家主義の台頭が、日米対立の引き金になると分析した点である。クリントン政権発足時のことだったが、2期目のオバマ時代と政治環境が重なる。見事なくらい的中している。
(中略)


<日米衝突は国家主義の台頭>

 帯(おび)に「日米衝突の元凶は経済ではない。日本の国家主義の台頭こそ日米対決を再現するだろう」としたのだが、安倍内閣のもとでこれが具体化している。分析の的中とはこのことである。
 取材総括は「日本国家主義の台頭が日米関係の衝突原因」としたのだが、既に現在のワシントン(連邦議会調査局)は安倍の政治を国家主義国粋主義と分析、議会と政府に報告している。
(略)

<財閥の存在を85年に気付いたアメリカ人>

 ニューヨーク・ウォール街日本株のリサーチの仕事をしていたW・バレットは「85年の円高ドル安のプラザ合意の直後に、日本財閥の正体に気付いた」と証言してくれた。 


侵略戦争の元凶である財閥と軍閥を、GHQは真っ先に解体した。
その財閥が復活して米国経済に打撃を与えていた。ワシントンに1%が存在するが、東京の1%は財閥のことなのである。


 政治経済を牛耳る財閥の存在をいち早く察知したアメリカ人は、過去の教訓を記憶していたのである。これをアジアでは理解されていない。今も。


 実際は、朝鮮戦争で復活、ベトナム戦争で急成長、関連して日本列島を公害列島にしてしまった。気がつくと、欧米の文化遺産まで買い占めた。中曽根バブルだ。崩壊して日本は地獄への坂道をまっしぐら落下している。


 ここにおいて財閥と極右の国家主義が台頭ワシントンとの軋轢が表面化している。


他方で、アジア・欧、米の安倍封じが始動している。日本の新聞テレビは安倍人気浮上に神経をすり減らしているが、正確にはグローバル時代において、安倍は国際社会の包囲網でピンチに追い込まれている。
 世界は国家主義を容認するほど寛容ではない。


2014年2月15日4時30分記


戦争すると我々の生活はどうなるのか?
分かり易いのが今やってる朝ドラの「ごちそうさん」だ。2014年2月あたりで戦時下の庶民の困難が描かれている。徴兵制、言論統制、食料の配給など、国民がどれだけの傷を負うか、一端でも(ドラマをとうしてだけど)ふれてみよう。
ごちそうさん あらすじ
http://hublog.net/8662.html


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