「国家戦略特区」も恐ろしいが、それでもなお原発を0にしないと。毒矢で撃たれたら、まず、毒矢をぬく。ガンの治療は毒矢を抜いた後だ。


第二次世界大戦に負けて、広島、長崎に原爆を落とされた。大きな都市はねこぞぎ爆弾で破壊され、沖縄は米軍に上陸されて、ひどい仕打ちを受け、苦難の歴史が今も続く。
でも、国破れても山河はあった。
飢えた日本人に山は山の幸を、川は川の幸を、海は海の幸を与えてくれた。
美しい山々は心の拠り所となってもくれた。
でも今回は違う。
今度の福島の問題はまず、同じ日本人がお金のために日本人を被爆させたのだ。
そして、我々を育ててきてくれた山河まで奪ってしまった。
たぶん、福島にはもう人は住めないだろう。
これは福島だけであるわけはない。日本全部の問題だ。
日本の山河は311以来、じわじわと侵されている。
何がなんでもこれを止めなければ健康な日本人の子孫は育たない。日本の将来はない。


細川候補への応援演説をされた南相馬市桜井市長の演説。
原発事故で故郷を追われた何万という南相馬市民。
自分の命をかけて、市民の命をまもるのが政治家じゃないですか。「脱原発」なんていう甘いものではない。命を守るかどうかなんです。と桜井市長はおっしゃった。
是非この魂を揺さぶられる演説をお聞きください。


「国家戦略特区」は恐ろしい、TPPも。。。
でも、それでも、なにしろ原発を止める力のある政治家が立ち上がって原発をやめさせなければならない。
実行する力と知恵と意思のある政治家。


ものには順序がある。まず、細川氏にその突破口をやってもらわないと、このまま日本はずるずると原発を再開し、外国に原発を売り、そのゴミを福島が背負わなければならない。
毒矢で撃たれたら、まず、その毒矢をぬかないとならない。
肺炎、骨折、ガンの治療は毒矢を抜いた後だ。