市民の声が通りそうになると、投票率50%未満は無効になるよう住民投票の条例を変えるという暴挙の(東京都)小平市長。自分の市長選のは37,28%の投票率。!??


これって人ごとではない。国も同じようなことをしているんだもん。国民は権力にだまされる道を選んではいけないのだ。小平市民を応援します。(マップルの独り言)

松木けんこう メールマガジン」 投票
東京新聞の4月17・18日の一面の記事、興味深く読ませて頂きました。50年前に決めた都市計画。小平市の小平中央公園のある約1,3ヘクタールの静かな雑木林を貫き、玉川上水の緑道を分断する計画。

このままで良いのか疑問を持った女性が、住民投票すべきと考え住民投票条例制定の直接請求に必要な署名約3000名を一か月で集めなければならないところ、7000名以上が集まったという内容。住民自治の意識、私は大変結構だと思うし、自分の住んでいる地域に関してもっともっと市民の皆さんは関心を持つべきと思います。そして最後に多数決で決めるのが民主主義です。

さて、どうなるのかと思っていたら、小平市側から住民投票について投票率50%未満の時は成立しないとする成立要件を加えようとしている事が報道されています。「住民投票は投票者総数が投票資格者総数の1/2に満たない時は成立しないし、開票もしない」という事です。私はこの内容は決して間違っていないと思います。だから色々な投票行動はなるべき棄権しない方がいいのです。ただし、今月に行われた小平市長選の投票率は37,28%だったそうです。そちらは成立しています。どうも一貫性がありませんね。

私は常々思っている事があります。それは投票率が50%いかない選挙も不成立とすべきと思っています。夏に行われる参議院選挙、必ず行きましょう!!松木けんこう
松木けんこう事務所 mail:webmaster@kenko-matsuki.jp


問題の場所はどういうところか:

東京新聞 2013年4月17日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013041702000139.html
「意見聞く会」名ばかり 小平 住民投票来月26日

小平市の小平中央公園にある約一・三ヘクタールの静かな雑木林。コナラの新緑が風にそよぐ。「子どもが小さいとき、よく遊ばせました。好きな場所なんです」。市に住民投票条例の制定を直接請求した市民グループの共同代表を務める主婦水口和恵さん(50)が笑みを浮かべる。


 都道の計画を知ったのは六年前。雑木林を貫き、玉川上水の緑道も分断する。計画区間と並行して走る道路もある。しかも、五十年も前に決定された計画だ。半世紀の間に自然環境への市民意識も経済状況も様変わりしている。「身近な緑を損ねてまで、なぜ道路を造らなければならないのか」。納得できなかった。


 計画で立ち退きを迫られる住宅は、約二百二十世帯にのぼる。水口さんは住民や市民活動の仲間と、見直しを求める活動を始めた。


市民が道路計画を話し合うワークショップの開催にも尽力した。都主催の「都民の意見を聞く会」にも参加し、計画の見直しを訴えた。
 しかし、都側は訴えを聞き置くのみ。「市民参加」とは名ばかりで、計画は着々と進む。水口さんは強い疑問を抱いた。「日本は民主主義の国と言えるのだろうか」。


住民の意見を反映する仕組みがない都市計画道路のあり方自体がおかしい。仲間と話し合い、行き着いたのが住民投票だった。

市長は、投票率50%未満は無効になるよう条例を変えちゃえ!って、何?これ!

東京新聞 2013年4月18日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013041802000133.html


東京都小平市が五月二十六日に実施する都道計画の是非を問う住民投票について、市が「投票率50%未満のときは成立しない」とする成立要件を加えようとしていることが十七日に分かった。住民投票条例の改正案を二十四日の臨時市議会に提出する。
(中略)


 山下俊之副市長は本紙の取材に「住民投票をやる以上は、市民の総意を諮るべきで、信頼性の向上のために必要と考えた」と説明した。投票率が50%未満で成立しない場合、開票しないという。
(中略)


 条例は市民グループが直接請求して市議会で一部修正した上で成立。今月十六日に公布・施行された。市は臨時市議会に、住民投票の費用約三千百万円を盛り込んだ一般会計補正予算案も提出する。


 小平市有権者数は約十四万五千人。今月七日投開票の市長選の投票率は37・28%(前回39・31%)。(以下略)


小平市民は立ち上がった!! これは人ごとではない!!

住民投票 (小平都市計画道路に住民の意思を反映させる会)
http://jumintohyo.wordpress.com


街頭でのチラシ配布にご参加を!  投稿日: 2013年4月18日
http://jumintohyo.wordpress.com


小平市投票率50%の成立要件を議会提出へ  投稿日: 2013年4月17日
4月17日(水)にも小平市は、その前日16日に公布・施行した「東京都の小平都市計画道路3・2・8号府中所沢線計画について住民の意思を問う住民投票条例」の「一部を改正する条例」を4月24日に開催する臨時議会に提出する意向を明らかにしました。


「改正」の内容は、「計画案」を「計画」に変える字句修正、犯歴者など住民投票投票権を有しない者についての規定の追加、などに加え、
住民投票の成立要件として、投票率有権者の50%に満たないときは住民投票は不成立とし、開票しないという項目を付け加えたものです。
(中略)

これまでに日本で実施された住民発案の住民投票10例のうち、成立要件を付けた例はありません。
この改正案は、24日の臨時市議会で審議される予定ですが、このような改正案を成立させないよう、市議の皆さんに働きかけていく予定です。

小林 正則 現小平市長って? 「市民参加」のキーワード、うそじゃん!

小林 正則(こばやし まさのり、1952年7月24日 - )は、日本の政治家。東京都小平市長(3期)。小平市議会議員(2期)、東京都議会議員(3期)を務めた。



(「市民参加」をキーワードに投票率37,28%で当選した小林 正則市長の写真)


2013年、3月:任期満了に伴う小平市長選が31日告示され、無所属で、現職の小林正則氏(60)=民主、共産、社民、生活、が当選。


小林氏は市政への市民参加を軸に、「情報公開」「市民参加」をキーワードに市政改革を訴え、支持政党の枠を超えて幅広い支持を獲得した。