乳児食品と牛乳に50ベクレル! Crazy! 細胞分裂が活発な乳児や子どもたちにはゼロ基準でなければならない。


 3.乳児食品と牛乳に50ベクレルはとうてい許容できない。


ゼロであるべきだ。細胞分裂が活発で成人の何倍も影響を受ける乳児や子どもたちを内部被ばくから守るためにはゼロ基準でなければならない。しかもゼロ基準の達成は不可能ではない。乳業メーカーは輸出向け粉ミルクは汚染ゼロを保障して輸出しているのだ。現在、乳業メーた原乳をクーラーステーションでミックスした後、計測している。高い汚
染の原乳があっても薄まり規制値をクリアーすればよしとしている。酪農家の牛を個別に検査し、汚染牛を特定するというきめ細かい作業を続ければ、汚染のある原乳の混入はなくなる。牛乳だけでなく米も茶も同様で、きめ細かな測定による汚染源の特定と排除が最も被ばく防止に有効だが、それはコストがかかるからしないで、ミックスして基準値以下に薄まればよしとする業界にやさしい食品流通規制を続けていては国民全体が内部被ばくさせられるのは必至だ。