恐ろしくなるTPP=混合診療導入で国民健康保険破壊と日本社会をしゃぶりにくる米国保険会社


孫崎 享 On Twitter (TPP:混合診療の強制 部分のみピックアップ)
http://twitter.com/#!/magosaki_ukeru

少ない負担で誰もが良質の医療を受けることのできる国民皆保険制度の土台が揺らぎかねない。それほどの大問題だ。メリットとデメリットをよく考えた上で決断しないと、後でこんなはずじゃなかったとほぞをかむことにもなる。病院や製薬会社が診察料、薬価を自由に決めていい診療が広がれば、金持ちだけが高度な治療を受けることができ、そうでない人との格差が生じるとの批判が絶えない。


TPP(混合診療導入で国民健康保険破壊と米国保険会社);
混合診療をいれ、国民健康保険破壊すれば米国保険会社が活動出来るのだ。なるほど、米国保険会社が医療保険売ろうとしても、公的医療制度で売れないんだ。
だから公的医療制度を壊す必要があるんだ。自分で書いていて恐ろしくなる。そこまで米国は日本社会をしゃぶりに来たか。TPP賛成者は国民を米国保険会社に売る荷担をしていることになる。


混合診療の強制によって、国民健康保険が崩壊するかもしれないのに、厚生労働省は何故沈黙していると思ったら大臣が小宮山
前原グループ10日「前原会長、仙谷顧問、枝野が幹事長、小宮山と古川が副会長」を決定(10日読売)。並ぶとパズルが次々解ける。危機感持つ厚労省OBいないのか。

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東奥日報】社説<天地人... 47トピックス(11/10/2011)
http://www.47news.jp/47topics/

ようやくTPPの本質が見えてきた

 いいかげんにも程がある。環太平洋連携協定(TPP)交渉のテーブルに着けば、医療分野の混合診療」の全面解禁が議論になる可能性があると外務省が明かした。7日のことだ。議論の対象になっていないと説明してきたのにころっと変わった。


 公的な保険診療と保険外の自由診療を併用するのが混合診療だ。値段が高くても最新治療を受けたい患者はいる。だが、病院や製薬会社が診察料、薬価を自由に決めていい診療が広がれば、金持ちだけが高度な治療を受けることができ、そうでない人との格差が生じるとの批判が絶えない。


 8日になって今度は、米国が医薬品分野の規制改革を重点要求していることを明かした。これこそが本命なのだろう。圧倒的な競争力を誇る米国の医薬品を日本市場に売り込む狙いがあるのは明らかだ。衣の袖からよろいがのぞく。ようやくTPPの本質が見えてきた。………………(2011年11月10日)

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