米国が恐れているのは中国、日本、韓国が手を組むことで、TPPは3カ国を分断させるツール(田中良紹の「国会探検」一部転載)


東アジア共同体を唱えた鳩山さんは、唱えただけで潰されたわけだ。中国にパイプを持つ小沢さんなんてアメリカにとって超危険な政治家だ。これじゃあ、やられちゃうよ。米国は日本、韓国を自立した国にしたくない。システムまでアメリカ化して完全に属国にして思い通りにしたいのダ。
その手にゃ野ブタおまけに中野剛志先生のダジャレ.....冗談はヨシ田松陰....日本はこのままでイイ(井伊) 直弼.....そんなバカ杉晋作....(Mapple)



田中良紹の「国会探検」2011年11月10日 22:27
http://www.the-journal.jp/contents/kokkai/2011/11

  • これでいいのだ

.....(略)
 アメリカが恐れているのは成長著しい中国と技術力世界一の日本とが手を組み、それに韓国が参加する事である。
この3カ国を分断し、アメリカがそれぞれと繋がって、アジアでの主導権を握りたいのである。それがTPPに乗り出してきたアメリカの理由である。死活的にアジアを必要としているのはアメリカだから、アメリカにはそれが故の弱みがある。


 しかしその弱みをあからさまにして武士(=武力を持つアメリカ)を怒らせては町人(=日本)は生きられない。武士に逆らわない顔をしながら、しっかりアジアの成長から利益を得る作業を続けるのが日本の国益である。そのためには旗幟鮮明な政治など不用である。アメリカは常に二枚舌、三枚舌の外交を行なう国だから本当の事を言うはずがない。それならこちらも千変万化の政治で対抗すれば良い。


 党内が二分された民主党を「学級崩壊」と解説し、野田政権の力の低下を云々するメディアがあるが、全く政治の奥深さを分かっていない。そんなレベルで世界の政治は行われていない事を知るべきである。ここまでのところは「これでいいのだ」と私は思う。

投稿者: 田中良紹 日時: 2011年11月10日 22:27 | パーマリンク

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