首相のオバマ酋長への貢ぎ物は: ▽TPP▽武器輸出三原則の緩和▽米国産牛肉輸入規制の緩和▽南スーダンでの(PKO)への陸上自衛隊派遣▽ハーグ条約加盟−らしい


オバマににとってTPPはNAFTA(米国、カナダ、メキシコの北米自由貿易協定)の欠点をカバーしてアメリカの失業者に仕事を与える為の戦略で、米国通商代表部(USTR)はドアを閉め密室内で検討している。(PUBLICCITIZEN: http://www.citizen.org/Page.aspx?pid=3285)


米国通商代表部(USTR)は知的財産刑侵害たたきで有名な機関で、通商交渉のためアメリカ大統領府内に設けられている。USTR長官にあたる通商代表は、閣僚級ポストで大統領に直属。大使の資格を持ち、外交交渉権限を持つ。http://ja.wikipedia.org/wiki/アメリカ合衆国通商代表部

なぜオバマは急ぐのか? それは言わずと知れた「大統領選」だ。TPPに日本をいれたから、これで皆に職を与えられる!!...というのだ。Damn it!!
ではなぜ野田が急ぐのか? That's the Question!! (Mapple)

  • 首相、受難の1週間へ 予算委でジャブ、TPPでアッパー、最後はオバマ氏のストレート!!(転載)

産経新聞 11月6日(日)23時11分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111106-00000568-san-pol

...(略)
TPP交渉参加をめぐる民主党内の議論も佳境に入る。首相は9日に党の意見集約を終え、10日の関係閣僚会合で交渉参加を決定するシナリオを描くが、強引に「参加」でまとまれば離党騒ぎに発展しかねない。これに乗じて野党は衆院予算委での攪(かく)乱(らん)を狙っており、首相はリング際まで追い込まれる可能性もある。

 とはいえ、首相はG20で「私の政治判断が必要だ」と大見えを切っただけに、参加表明をためらえば国際的な信用は失墜する。


 そして正念場は12、13日に米ホノルルで開かれるAPEC首脳会議。首相は11日に渡米し、会議の合間にオバマ氏と会談する予定。9月の会談でオバマ氏はTPP交渉参加を強く迫っただけに中途半端な回答で納得するはずがない。


 そこで首相は、TPPに加え、武器輸出三原則の緩和▽米国産牛肉輸入規制の緩和▽南スーダンでの国連平和維持活動(PKO)への陸上自衛隊派遣▽ハーグ条約加盟−を“お土産”に差し出し、オバマ氏の怒りを静める算段のようだ。

 ただ、これで米側が普天間移設問題で圧力を緩める保証はない。しかもTPP以外の案件は民主党でまともに議論していないだけにオバマ氏のパンチをうまくかわしても帰国後の「袋だたき」は目に見えている。

(半沢尚久)

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