電気が実際は足りてるということを正確な情報をもって広く知らしめることがとても大事

[原発]“夏の電力不足”は大ウソ・東電得意の情報隠し。狙いは原発存続?http://d.hatena.ne.jp/Mapple/20110514
木村隆文氏よりコメントいただきました。このコメントを今日の記事とさせて頂く。
電気が実際は足りてるということを正確な情報をもって広く知らしめることがとても大事だと木村隆文氏は考えておられる。

木村隆文kimura takafumi Twitter
http://ceron.jp/person/tw/fumifumtakafumi
木村隆文 2011/06/25 14:24 はじめまして。東電の実際の電力供給力について、一昨日から昨日にわたり徹底的に調べました。
ただ、東京電力の5月12日の記事の文章は正確ではないことが判明しました。


つまり、東電4月15日付公表の7月末電力供給見通し5200万kWとは別に広野の380と揚水1050があるとの記述ですが、これは事実と反しています。
広野380のうち100はこの5200に既に織り込み済みということです。また、揚水1050のうち400は5200にすでに織り込み済みです。
ですから、5200のほかには広野の280と揚水650があるというのが正確なところです。


また、東電5月13日付の7月末電力供給見通し5520にはさらに広野の280と揚水250が加味されているということがわかりました。
これは東電・資源エネルギー庁東京新聞・週間ダイヤモンド・民主党川内議員事務所などのすべてにそれぞれ数回に渡って直接電話をして確認するなかであきらかになったことです。


わたしは、原発を全て止めるべきだと考えています。


電気が実際は足りてるということを広く知らしめることがとても大事だと考えています。


ただ、正確な情報をもって広めていかないと『なんだ。脱原発に有利な情報だけ流してるんじゃないかあ。』と言われかねないことを危惧しているので自分なりに新聞記事の裏付けをとってみたのです。


週間ダイヤモンドでも東京新聞と同様の趣旨で記述があったため、記事を書いた島健志氏とも直接話しました。
また、川内議員事務所の担当者湯川政策室長エネルギー庁の電力基盤課の太田氏などとも直接話て資料をもとに確認した結果が上の報告です。


東京新聞の記者とは直接話せていませんが、週間ダイヤモンドの記者、湯川氏同様に少々の勘違いをしていたようです。
なお、東電は当初380は全て5200に含まれていると言っていましたが、エネルギー資源庁の太田氏からの情報を突きつけると380は5200には入っていない、100のみ入っていると回答を二転三転してきましたが、結局100のみが織り込み済みであるということで解決しました。
なお、私の考え方などを確認されたい場合はメルアドでツイッターをご覧になってくださいませ。

誤解しないでいただきたいが、あくまでも脱原発を唱えていますから。

以上。