新しい日本は地方から=海江田の原発再稼働の要請に、立地道県知事、批判噴出


霞ヶ関にいいようにさせてたら、日本は消滅してしまう。霞ヶ関の権力者たちの帝国=日本。姿なき犯罪者たちと彼らの傀儡政権。地方からの力に国民はかけよう!! (Mapple)

  • 原発>海江田経産相「再稼働を」 立地道県知事、批判噴出

毎日新聞 6月18日(土)21時29分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110618-00000094-mai-pol

 海江田万里経済産業相が18日、原発再稼働の要請方針を示したことに対し、毎日新聞原発立地道県の知事に姿勢を尋ねたところ、「適切」とした安全対策への疑問の声が噴出、現時点での受け入れを表明する知事はいなかった。原発の運転に関して知事に法的権限は無いが、電力会社と道県などの協定も有り、知事の同意無しの再稼働は困難とみられる。経産相は近く関西と九州を訪問する方針だが、慎重姿勢を見せる知事の説得など、各地で紛糾するのは必至の情勢だ。


【海江田経産相の発言は】定検で停止中の原発、政府が再稼働促す

 取材に応じなかった福井県知事と連絡が付かなかった茨城、鹿児島両県知事を除く10道県知事が取材に応じた。現在、国内の商業用原発54基のうち37基が停止中。運転中のうち5基前後が8月末までに定期検査に入る予定で電力需給の逼迫(ひっぱく)が懸念されている。海江田経産相は同日の会見で、シビアアクシデント(過酷事故)対策に関し、適切との評価結果を公表した。


 適切と判断した根拠の説明を求める知事は多く、溝口善兵衛島根県知事は「国が指示し、電力会社が実施する安全対策で十分かチェックする必要がある」と国の方針をうのみにできないとの姿勢を堅持。新潟県泉田裕彦知事は「安全性について論評に値する内容が無い」とコメント。「本県の技術委員会の質問に国は回答していない」と不快感も示した。


 原発事故の現場となった福島県佐藤雄平知事は「再稼働はあり得ない」と従来通り断言。菅直人首相判断で運転停止となった静岡県浜岡原発は、今回の経産相方針でも対象外とみられ、川勝平太知事は「再開のさの字も出る状況ではない」と現状を語った。


 浜岡原発と他の原発との違いについて説明を求める知事も複数いた。福井県は、県幹部が「原発の高経年化対策や、浜岡原発のみに停止を命じた判断根拠などが示されなければ、定期検査中の原発の再稼働は了解できない」と慎重な姿勢を示した。


 原発の建設や運転の許認可権は国にあるが、道県と市町村、電力会社は安全協定を結び、施設増設などは地元の了解を取る▽自治体の安全措置要求の受け入れ−−などを約束している。経産相の発言を巡っては橋下徹大阪府知事も「時期尚早。経産相経産省のみなさんが原発周辺に住めばよい」と話している。【まとめ・石川淳一、柳澤一男、関東晋慈】