内閣不信任案否決前後のごちゃごちゃをすっきり説明したブログ

鳩山前首相が菅総理の退陣の意思を確認するというパフォーマンス=これは続投表明であった.....端的にポイントを説明してくださった!!


古村治彦の酔生夢死日記 6/14/2011

  • 辞めて欲しいのか、辞めて欲しくないのか:不信任案決議は何だったのか?


(転載貼り付け)

...(上略) 内閣不信任案を否決するように動き回った民主党や政府関係者から菅内閣の退陣の話が出てきています。


大変奇妙な状況です。菅総理を早く退陣させたかったのなら、不信任案が出される前に、緒方竹虎官房長官吉田茂首相に引導を渡したように、辞任で花道を飾らせてあげるべきでした。


菅総理の辞任をいち早く求めていたのは、いわゆる小沢氏に近い議員グループでしたが、鳩山前首相が菅総理の退陣の意思を確認するというパフォーマンスをして(退陣時期が明確ではない退陣表明など聞いたことがなく、続投表明であったと私は思います)、不信任案可決は回避されました。


それなのに、菅総理に対する辞任要求を与党や政府の幹部が行うのは、国会の議決の結果を欺瞞で捻じ曲げておいて、政治家を騙していたという点で、言語道断です。これほどのワル知恵が一体どこから湧いてくるのか、と驚くばかりです。

現在の状況では、一部の閣僚や亀井国民新党代表が民主党や政府高官の動きを批判しています。まさにその通りです。