独裁者というものはIMFの絶対的命令に服従。自分で決断しない。アルジェリアも、エジプトも、日本も!!!


マスコミに載らない海外記事 2011年1月31日 (月)
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2011/01/post-165d.html
エジプト国内の抗議運動: "独裁者"は命令はせず、命令に従っている By Michel Chossudovsky Global Research、2011年1月29日


全国的な抗議運動に直面した、ムバラク政権は崩壊しかねない... エジプやアラブ世界はどうなるのだろう?
"独裁者達"は命令はせず、命令に従っているのだ。これはチュニジアにも、アルジェリアにも、エジプトにも当てはまる。


独裁者というものは、決まって政治的傀儡だ。独裁者は決断しない。ホスニ・ムバラク大統領は西欧経済権益の忠実な使用人だ。ベン・アリもそうだ。


抗議運動の対象はエジプト政府だ。目的は、傀儡師ではなく、傀儡を追放することだ。エジプトでスローガンは"ムバラクを倒せ、政権を倒せ"だ。反米ポスターは皆無だ... エジプトや全中東で最も重要で破壊的なアメリカの影響は、ほとんど報道されぬままだ。


舞台裏で動いている外国勢力は抗議運動から免れている。
抗議運動によって、外国による介入の問題が十分に取り上げられない限り、本格的な政治的変革は起こるまい。


エジプト政府に常に暗い影を投げ掛けてきた、重要な政治的存在である、カイロのアメリカ大使館は、抗議運動の標的になってはいない。


1991年、湾岸戦争の真っ最中、エジプトに破壊的なIMFプログラムが押しつけられた。
これはアメリカに対する、数十億ドルというエジプトの軍事債務の取り消しと、参戦とを引き換えに実現したものだ。


それによって生じた食料品価格の規制緩和
見境の無い民営化と、大規模緊縮政策は、エジプト国民の窮乏化と、エジプト経済の不安定化をもたらした。


エジプトは模範の"IMFの弟子"として称賛されていた。


チュニジアのベン・アリ政権の役割は、20年以上もの間にわたり、国家経済を不安定化させ、チュニジア国民を窮乏化させたIMFの経済的劇薬を実施することだった。
過去23年間、チュニジアの経済・社会政策はワシントン・コンセンサスによって決定されていた。


ホスニ・ムバラクもベン・アリも権力の座に留まれたのは、彼等の政権が、
IMFの絶対的命令に服従し、命令を効率的に執行していたからだ。
(下略)
..................................................................................
これで管首相がダボス会議に出席したわけがわかる。管、前原、岡田、仙谷は米国の忠実な使用人だ。IMFの絶対的命令に服従するつもりだ。
..................................................................................