空腹力が人類を救う=ニンジンとリンゴとショウガ入り紅茶で空腹力を鍛える


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貧困国になってもサバイバルできるように 自分でニンジン、生姜を栽培しよう。そして空腹力を鍛えるのだ。


-有機ニンジンの栽培方法より
http://joho2.info/kateisaien/400/415/



-生姜の栽培

  • 春先3月から5月ころに植える
  • 種生姜は1個が50〜60gに切る
  • 切り口が乾くまで、1〜2日程度日影で干す
  • 10cmの深さに生姜を植え
  • 1か月ごとに10cmの厚さの土をさらに乗せ
  • 藁やマルチなどを地表部分に敷き、水をこまめに与える

使える生姜より http://www.syouga.net/basic/saibai.html



-ショウガ入り紅茶

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Video News.com (2009年09月19日)
http://www.videonews.com/on-demand/441450/001230.php
マル激トーク・オン・ディマンド 第441回


空腹力が人類を救う

ゲスト:石原結實氏(医師・イシハラクリニック院長)


 食欲の秋というが、今週の丸激のテーマは「空腹力」。
 「空腹力」とは、文字通り空腹状態に耐える力のこと。
その名づけ親である医師の石原結實氏は、今日先進国に住むわれわれを悩ませているあらゆる病気の原因に、単純な「食べ過ぎ問題」があるとの前提に立ち、われわれが健康な生活を取り戻すためには、食べないことに耐える力、すなわち空腹力を鍛えることが不可欠であると主張している、実は知る人ぞ知る断食界のカリスマだ。


 そもそも300万年前に発祥したと言われる人類の歴史は、そのほとんどが飢餓との戦いに費やされてきた。人間は飢餓を乗り越えて生き延びるために、飢餓に対応するありとあらゆる防衛機能を備えるようになった。それがあったからこそ、恐竜を始めとする多くの動物が滅亡する中、今なおわれわれ人類は地球上で生き延びていると言っていい。


 飢餓防衛能力の一つが、例えば皮下脂肪だ。摂取した栄養は人体の機能を維持するために代謝に回されるが、余った分は将来の飢餓に備えて、皮下脂肪そして体内に蓄えられる。
 また、血糖値が下がると人はすぐに空腹を感じ、万難を排してでも何とか食べ物を口に入れようとするが、食べ物を口に入れてからそれが消化されて満腹を感じるまでに1時間ほどのタイムラグがあるために、放っておけば人間は必ず食べ過ぎるように作られている。
 しかも、余分に食べたものはすぐに脂肪になって貯蔵されるが、一方この脂肪が、簡単には燃焼されないようになっている。ダイエットが苦しいのも、それが原因だ。
 いずれも、将来の飢餓に備えるために人間が300万年かけて身につけてきた高度な飢餓防衛能力なのだから、こればかりはしかたがない。


 飢餓にはこれだけ高度な防衛能力を持つ人間なのだが、その一方で、過食に対しては、何ら防衛機能を持っていない。いや、むしろ人間の本能は過食を促す方向に作用するようになっていると言っても過言ではないのだ。
 今日の先進国のように、飢餓の脅威がなくなり、その気になればいくらでも食糧が手に入るようになった今、皮肉にも飢餓ではなく過食が人類の命を脅かすまでになっている。
石原氏によれば、現在予備軍も含めて日本に2200万人もいるという糖尿病をはじめ、高血圧、心筋梗塞、脳疾患、ガンに至るまで、全てが食べ過ぎに少なくともその原因の一端があると言う。


 「恐竜もマンモスも皆、大きくなりすぎて滅びた。
人間もこのままでは大きくなり続け、最後には滅びる運命にある」と石原氏は言う。
 そこで石原氏が言うように、空腹力を鍛えよ、となる。


 石原氏の提唱する空腹力とは、端的に言えば空腹を我慢する力のことだが、それは何も空腹の苦しみに耐える力をつけろと言っているわけではない。


人間は血糖値が下がった時に分泌されるホルモンによって空腹を感じるため、血糖値が上がれば本来は空腹は収まる。


しかし、われわれの多くが、幼少時からきちんと食事を摂らなければならないときつく教え込まれているため、実際に食事で胃袋を満たさないと空腹は収まらないものと信じ込んでいる。
つまり、空腹力とは、そうした呪縛から自らを解放し、血糖値を正常にコントロールすることで、例えば1日1食か2食で苦痛を感じずに十分やっていけるような力を付けることを意味する。


 空腹力を鍛えれば、例えば、石原氏が提唱するニンジンとリンゴを混ぜたジュースやショウガ入り紅茶で血糖値を上げておくだけで、まったく空腹を感じずいられるようになるのだと石原氏は言う。


 石原氏自身が、朝、昼はニンジン・リンゴジュースを3杯ずつ飲み、合間にショウガ紅茶を飲む他は、1日1食だけで、しかも毎日ジョギングやウエイトリフティングに勤しむ生活を、30年以上続けているそうだ。


 石原氏自身は医師ではあるが、氏のこうした考え方は、東洋医学の発想に基づいている。
解剖学を基礎とし、腫瘍や潰瘍など器質的な変化などの目に見える症状を治療の対象とする西洋医学に対し、気の流れなど目に見えないものに働きかけることで生命の本質に迫ろうとするのが東洋医学だと、石原氏は言う。
しかし、理論的な裏付けのない東洋医学は医学の世界において主流とは成り得ず、ともすればオカルト扱いを受けたりする。目に見える形で説明できないものは科学ではないと否定されてきたのだ。


 しかし、「空腹力」は、西洋医学的にも証明できると石原氏は言う。
また、実際に西洋でも先端医療の世界では、西洋医学の限界を知った医師たちが、東洋医学的な治療を行っているところは多いと言う。


 食欲の秋、現代の過食社会に警鐘を鳴らす「空腹力」について、石原氏とともに考えた。http://www.videonews.com/on-demand/441450/001230.php


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