岩上安身の「孫崎享氏インタビュー」を見よう

http://www.youtube.com/watch?v=CFT5iJ-On7c&feature=channel

●100719孫崎享氏インタビュー01
http://www.youtube.com/watch?v=CFT5iJ-On7c&feature=channel

2010年7月19日、フリージャーナリスト岩上安身による孫崎享氏へのインタビュー。超大国の狭間でゆれる日本の自主防衛について話をうかがいました。
「あたかも日米合意で一件落着という形にはなっていますけれども、普天間の問題は何も解決していません」


「さらに重要なことは、戦争のシナリオを書いていくと、一番最初に起こるのはオホーツク海の潜水艦を攻撃する方が、モスクワに攻撃するより早いんですよね、時系列的には」


「ということは、そのオペレーションに日本が一番最初に関与するということなんです。そうしたら報復は必ず日本に来ます」


「1960年代、核不拡散条約がでた時には当時の日本の外務次官は『こんな条約に入れるか』ということを言って、非核保有国に対し核の先制攻撃をさせないという約束をさせることで日本は頑張ったんです」


「1969年までは、外務省内で自主独立路線がメインストリームだった。それが次第になくなっていくんですが、大きな影響を与えたものの一つは、田中角栄の失脚ですよね。多分、田中角栄の時に自主路線というものが危ないと。これをやると、米国にやられるという感じを、多分、この辺から政治家が持ち始めた」


「今日の日本の安全保障政策で日本独自のものがない。基本的にはアメリカの戦略の一環として動いている。そうすると、日本の核もアメリカの意向で使わされるという状況が出てくる」「それに気づいて日本に核を持たせたら良いと言い出している保守派もいる。それを言っているのは、チェイニーなんですよ」


岩上安身オフィシャルサイト http://iwakamiyasumi.com/
===================================================================