不況時にお金を持つ人がやることは?

ベイエリアの高級住宅地のひとつ、ポルトラ・バレー。
なだらかな丘陵がつらなり、緑多く、各家は広大な敷地に馬を飼うような裕福な町。そこで目につくことは新築している家、改修している家が散在していること。大きな家を更に大きく。更に贅沢に。見晴らしの小部屋を3階に作ったり・・・


今なら建築業者がすぐ来てくれる。たぶん値段交渉もしやすいかも。証券や株で持つより、不動産にお金をかけて今のうちに資産価値を上げておこうということなのか?


全米で10位以内に入る平均収入の高いアーサートン。
この町はお金持ちばかりが住む所で、住民がお金をだしあって、町役場を大きくグレードアップする計画が迅速に立てられ、ちかじか実施される。総工費 15ミリオン ダラーズ。
これだけのお金が小さな町の住民から集まるわけだ。住民にしてみれば寄付したお金は免税になるから、早速、税金対策を実践しているのだろう。


・・・かくかくしかじか、お金持ちはますますお金持ちに。貧しい人はますます貧しく、クレジット・カードで更に借金が増えるという仕組みになっているわけ。