マリリン・モンローが最後に電話をした人はボブ?

マリリン・モンローとJFケネディーの関係はよく知られている。彼女と最後まで電話をかわした親しい女友達がテレビで言っていたのだが、確かにJFケネディーは一時モンローの住まいに度々顔を出したそうだ。

JFケネディーは弟のロバート・ケネディーと一緒に来るようになり、そして次第に来なくなった。後はロバート・ケネディーが一人で通っていたそうだ。女友達によると、モンローはJF・ケネディーは遊びだったが、ロバート・ケネディーには執着していたとのこと。
モンローは亡くなる前にロバート・ケネディーにいくつか電話を残したが、返事の電話はなかったそうだ。
ケネディー兄弟はスキャンダルになりそうになると彼女の前からさっさと姿を消したそうだ。


JFケネディーもロバート・ケネディーも暗殺され、両方とお付き合いをしていたモンローも薬の飲みすぎで亡くなっている。
・・・となると、自殺か、他殺か・・・謎めいている。環境から考えて他殺もあり得る・・と考える人が多い。


ハリウッドと政界の結びつきは強いようだが、一番最初、誰がどういう目的でJFケネディーとモンローを引き合わせたのだろう?
「あの女性とあわせろ」又は「あの男性とあわせて」で、当人同士の好みから始まったのだとしたら、色恋ざたであまり面白くない。
ところがマフィアが絡んだとか、利害がからんだグループがシナトラあたりを利用して引き合わせた・・・とか言うのだとしたら、これは探ってみたくなる人がたくさんいるのではないか?


元夫のジョー・ディマジオは息子に「ケネディー兄弟が彼女を殺したんだ」と言ったそうだ。
だとしたら、単なる浮気心で付き合って、スキャンダルになりそうなので殺した・・・ということか? この仮説だとしたら、これってかなりひどい!!
そう言えば、三男の現・上院議員、テッド・ケネディーも秘書と浮気をしてその秘書が殺されたことがある。犯人は今だ不明。


いづれにしてもモンローは魅力的な女優として、あの若さで亡くなったのはなんとしても惜しい。
モンローに変わる女優はいまだいない。今の有名女優は皆頭がよくて賢かったり、賢いように振る舞う。女性の考え方、生き方が変ったのだから、もうモンローのようなタイプの女優はスター性がなくなったのかもしれない。


当時ヨーロッパではべべ(B・バルドー)がセクシー女優として君臨していた。彼女も自殺未遂をしたことがあり、モンローの死についての質問に「先にやられたわ」と答えた。
若く美しいままで命を終わりたい・・という願望が当時の彼女にはあったからモンローもそうしたのだと思ったそうだ。
彼女は生き延びて今は動物愛護の運動をしている。