大統領候補者の配偶者、三者・三様

共和党のマッケンジーは20年前の浮気についてニューヨーク・タイムスがすっぱ抜かれ、今困っているようだ。ニューヨーク・タイムスは、計算してこの次期に出したと言われている。それでも、マッケンジーの夫人はおとなしく少し後ろに控えて、あの超・美しい笑顔で彼の横顔を見守る。


こうして三人の配偶者を見ると時代の流れを感じる。

●マッケンジーの配偶者:
レーガン夫人、ローラ・ブッシュ夫人と同じタイプ。
美しく控えめで内助の功民主党の二人の候補者の配偶者と比べると、なにか、もう20世紀の遺物のような感じがする。

オバマの配偶者:
まったく新しいタイプの夫人。
夫が大統領候補になるにはまず夫人を説得しなければならなかった。
夫より収入の多いキャリアー・ウーマン。
夫の人間としての日常生活を短所さえ披露しながらざっくばらんに話す。
原稿なしで話すと言われている。超・頭脳優秀。

●ヒラリーの配偶者:
元・大統領。ヒラリー夫人によって大統領にしてもらって(?)、今度は本命の夫人が大統領となって、またホワイト・ハウス入りを目指す。