カリフォルニアのシクラメン

日本ではシクラメンは鉢植えが多いと思うが、
カリフォルニアは地べたに植えて育てる方が多い。
「サイクロメン」と発音する

シクラメンだとばっかり思って、そう発音したが通じなかった。
いろいろ説明したら、「あ〜サイクロメンね」と言われた。
え〜〜!! サイクロメン?! へ〜んなの。


サイクロメンを変換すると「細工路面」
それにサイクルみたい。サイクル・メン?!
或いは、サイバーみたいな・・・サイ・黒面?!
なにかロボットみたいな変な名前だ。


じゃあ、「シクラメンの香り」なんてどうなっちゃうわけ?
「真綿色したシクラメンほど〜♪さびしいものはない」が
「真綿色したサイクロメンほど〜♪さびしいものはない」
「出会いの時の〜君のようです〜♪
♪♪♪ちゃんちゃん♪ちゃちゃちゃ♪ちゃ〜ん」
鉄腕アトムになっちゃうよ。 やっだぁ〜
(ちょっと古かったか・・)

ともあれ、4〜5年前に裏庭にシクラメンを5〜6株植えた。
全部花の色が違って、中には淡いピンクに紫色の飛んだ繊細な花もあった。
それが、次の年は、赤紫と白だけになっていた。
そして気がついたら、いつのまにか、赤紫だけになっていた。
今年はそれが一株しか出てこない。
しっかりと芽をだしてきれいな花をさかせてくれている。


「淡いピンクに紫色の飛んだ」花は掛け合わせで作った花だったのかもしれない。そして赤紫の株が一番強いのかもしれない。
日本のように鉢植えで家の中で大切に育てれば結果はきっと違っていたのだろう。


濃い色の花がオリジナルのものに近いのだろうか、手をかけなくてもしっかり、毎年、再生している。
こうなるとサイクロメンという名前がなにかしっくりくるな〜。
たくましい花は、サイクロメン。
繊細な花はシクラメン
こう呼ぶことにしよう。