「アンドレア・ボチェッリー」のトスカーナのコンサート

最近「アンドレア・ボチェッリー」のトスカーナのコンサートをテレビで見ました。
彼を世界の舞台に引き出したのはアメリカ人の作詞、編曲者デビット・フォスターという人で、そういう訳でアンドレア・ボチェッリーの主な活動はアメリカを拠点に行なわれてきたそうです。

インタビューで司会者が「トスカーナ」のコンサートはアメリカのコンサートとどう違いますか?という問いに
アンドレアは「アメリカの観客は賑やか。一緒に楽しむ。
トスカーナは自分の地元だからよく分かっているが静か。
特にオペラの観客は自分が音楽を知っていることをアピールしながら聞くから、間違いが許されない。だからとても緊張して間違いのないように歌う必要がある」と応えていました。
次のオリンピックのテーマ・ソング「ベッサメ・ムーチョ」も歌いました。これがびっくり。今一つものたりませんでした。
きっとアンドレアもトスカーナでなく、南イタリアとか、南米でうたったらコンサート全体の雰囲気が盛り上がってこの歌はもっとよくなると思いました。

アメリカの美人シンガー「ヘザー・へドリー」とのデュエットは息を飲むほどすばらしかったです。アンドレアがイタリア語でヘザーが英語で・・息を殺して聞きました。

アンドレアが始めてデュエットを組んだカナダのシンガー、サラ・ブライトマンも出演してうたってくれましたが、当時のあの透き通る声は少し濁りがでたような感じがしました。