サンクスギヴィングのディナーから帰ってきた!

サンクスギヴィングの夕食というと七面鳥=ターキー。
ターキーの中の詰め物(ドレッシングと呼ぶ)は各家庭でそれぞれ。
通常は、白いパンを賽の目に切ったものか、コーンの粉にドライ・フルーツ、野菜などを混ぜて炒め、それをターキーのお腹に詰めて天火で数時間まるごと焼き上げる。


友人宅のサンクスギヴィング・ディナーにお呼ばれして、
ターキーをいただいてきました。
今晩のメニューは:
●柿のサラダ
●ターキー+グレービー+詰め物
クランベリーの甘い煮物
●かぼちゃのマッシュ
●クリーム入りマッシュ・ポテト
●コーンのミルク煮
デザート
●パンプキンパイ
●チーズケーキ


クランベリーの甘い煮物と、チーズケーキは家の「Wizardおじさん」が作ってお持ちしたものです。


クランベリーの甘い煮物(Wizardおじさんの家に伝わる調理法)
1.水カップ1パイにブラウン・シュガーカップ1パイをボイルする。
2.砂糖がとけたらクランベリー(1ポンドくらいかな〜)を入れる。
3.クランベリーが割れて水が赤くなったら火を弱める。
4.10分位煮て、火からおろし冷ます。
コツは「ブラウン・シュガー」を使うこと。
甘味にまろやかさがでます。


鳥料理には甘酸っぱいフルーツが合うのでしょうか。
オレンジもとてもいいけど、
アメリカではクランベリーがよく使われます。


今晩のお食事はとてもおいしかったけど、日本人には七面鳥はなかなかなじめない。変に油っぽく、変にパサついているような気がするし、臭みがあるから。
焼き鳥のおいしさにはとてもかなわないと思うのだけどな〜。


詰め物、ドレッシングも各家さまざま。
今日はソーセージがいっぱい入っていておいしかった。


最初の頃の開拓者はアメリカン・インディアンからコーンの作り方を教えてもらって餓死から救われた。
そして野生の七面鳥を撃ってごちそうに・・・・
かぼちゃは野菜の採れない冬場に貯蔵できる唯一のビタミン源だったそうです。


餓死とすれすれのところで生き抜いた人々のご馳走だから、
グルメの食事としては質素だし、味も洗練されていない。
神様や、助けてくれたインディアンに
感謝を捧げる意味のあるお食事なのだと理解してます。
日本でいえば、「すいとん」を食べるようなものではないのかな〜。