記憶力をコンピューターが肩代わりする!?

マイクロソフトの科学者ゴードン・ベル氏は、記憶力の補強をするコンピューター「マイ・ライフ・ビッツ」を今考案している。


年を取ると忘れっぽくなる。
体温を利用して、日常のショット、人、手紙、なんでもカメラやに撮ったり音や文章で収録する。大事なショットを「マイ・ライフ・ビッツ」に蓄積しておき、必要になったら、例えば「ペット」といえば、サーチ・エンジンが作動し、子供の頃のペットから現在に至るまでの、ペットに関する映像、音声、文章がすぐにでてくる。


青春時代のわすれられないデイトの時の会話もそのまま収録しておくことが出来る。
個人生活もしかり、ビジネスでも役立つ。
マイクロソフトでは2010までに、1,000ギガバイツのハード・ドライブが300ドル以下になると予測している。


頭脳はバカにはならないそうだ。思い出したい時いつでも再現するから記憶の反復によって、頭脳の記憶力が増すだろうとのこと。


いいな〜と思いつつ、下記の点で疑問が残った。


魂の奥に刻まれて忘れられないこと。
その時は一生懸命でも忘れてしまったこと。
記憶によって体験の重みを知ることがあるが、
そういう感覚はどうなってしまうんだろう?


学生が受験に使えるんだろうか?


頭のいい人を指す時、記憶力のいい人も含まれたが、
こうなると理解力と想像力が頭の良さの基準になって、
記憶力の良さには価値が置かれないくなるのだろうか?


ハッカーが自分の一生の記憶を盗んで、
誰かがそれを利用したらどうなるんだろう?