米メイン山火事、放火犯人は少年の火遊び

ロス・アンジェルス郡の山火事は38,000エーカーを焼き尽くし、21軒の家を焼いた。これは南カリフォルニア全部の山火事の中のメイン15件のひとつである。この火事の発生は少年のマッチの火遊びから始まった。


マッチの火遊びをしていたら、強い風によって、火はあっと言うまに広がったと少年は自白した。故意に放火を企てたのではないとのこと。
少年であることから名前と年齢は発表されていないが、検察側は告訴の可能性を考えている。


少年は警察から家に返され両親の元にいる。逮捕されるかどうかはまだ分からない。


7人の死者を出したこの山火事(別のラジオでは死者は14人と発表されている)。
既にこの一週間で5人の放火犯人が逮捕されたが、いずれも局所の放火で、メインの山火事の犯人ではないとの見方が強い。


捜査当局は16軒を焼き、28,500エーカーを焼き尽くしたオレンジ郡地域の火事も放火だと考えている。


警察では白の小型トラック(ピックアップ・トラック) Ford F-150 の運転手を捜している。
この車が渓谷で駐車して、そこから火の手があがった。警察はこのドライバーから事情聴取をしたがっている。
犯人逮捕につながる情報提供者には285,000ドルの懸賞金が与えられる。


火曜日までに、すでに23個所の山火事の内、18個所は完全にコントロールできた。

1600の家を奪い、508,000エーカーを焼いたこの南カリフォルニアの山火事は、まだ完全に鎮火されておらず、週末に又、サンタナ風が強くなるという天気予報に消防士たちは神経をとがらせて警戒を怠らない。